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『ソウ』の世界的ヒットメーカーが撮った『アクアマン』、ヒット映画を作る秘訣とは?

ジェイソン・モモア主演『アクアマン』の監督を務めたジェームズ・ワンが、大ヒット映画の作り方をこっそりと明かした。

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『アクアマン』(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM &(C)DC Comics”
『アクアマン』(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM &(C)DC Comics”
  • 『アクアマン』(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM &(C)DC Comics”
  • ジェームズ・ワン監督/『アクアマン』USプレミア(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”
  • 『アクアマン』(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM &(C)DC Comics”
  • ジェイソン・モモア/『アクアマン』USプレミア(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”
  • アンバー・ハード/『アクアマン』USプレミア(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”
  • 『アクアマン』(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM &(C)DC Comics”
ワイルド系イケメン、ジェイソン・モモアを主演に迎えた『アクアマン』。この度、全米でも初登場1位デビューとなった本作の監督を務めたジェームズ・ワンが、大ヒット映画の作り方をこっそりと明かした。

>>『アクアマン』あらすじ&キャストはこちらから

全米公開に先駆けて公開された中国、イギリス、ブラジル、ロシア、メキシコなど42か国で初登場1位を獲得し、世界中で大ヒットスタートを切っていた本作。メガホンをとったジェームズ・ワンといえば、世界的に空前のブームを巻き起こした『ソウ』シリーズをはじめ、『インシディアス』シリーズや『死霊館』シリーズなど、低予算にも関わらず、世界的な大ヒットに導いた若手監督の旗手。

さらには、日本での大ヒットも記憶に新しい『ワイルド・スピード SKY MISSION』(’15)の監督を務め、全世界興行収入15億ドル以上、世界歴代ランキングでも第7位の数字をたたき出す大快挙を成し遂げている。

■超大作でも「独自のビジョンをたくさん取り入れることができた」


ワン監督は「映画製作は、とてもオーガニック(有機的)なプロセスなんだよ。事前に準備できることは限られているんだ。デザインや、アクションの見せ場を事前に準備しておくことはできる。でも撮影を進めていくうちに、新しいことを発見したらチャレンジしてみたいんだ。プランに縛られたくはないんだよ。だから少し物事を緩めにしておきたいんだよ」と、独自の撮影手法を語る。

ジェームズ・ワン監督/『アクアマン』USプレミア(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”
その上で、ワン監督は彼が手掛けてきた低予算映画と本作のような大作映画の映画作りは基本的には同じだという。「もちろん小さな映画を作る時はもっと大きな自由がある。でも自分の考えていることを実現するための資源や制作費はない。逆に大作映画は資源はあるけど、気を付けなければいけないことが沢山ある。でも僕は幸運で、僕のビジョンを信頼してくれる人が沢山いて、だからこの映画でも独自のビジョンを沢山取り入れることができた」とワン監督。

「とても奇妙に感じるかもしれないけれど、僕が昔撮っていた低予算映画を作っていた時と、あまり変わりなかったんだ。その日を乗り切るために同じような頭痛があることも含めてね(笑)」。

■アンバー・ハード、ワン監督は「マジシャンみたい」!?


稀代のヒットメーカーとの仕事は、キャストたちにとっても特別だったよう。主人公アクアマンを演じたジェイソン・モモアは「ジェームズは素晴らしいビジョンを持っているんだ。それは読んだ瞬間に『グレイト! 素晴らしいストーリーだ!』と叫んでしまう脚本のようだった。それはそれは素晴らしいものだったよ!」と絶賛。

ジェイソン・モモア/『アクアマン』USプレミア(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”
アクアマンと一緒に壮大な冒険の旅に出るメラを演じたアンバー・ハードも、「彼はマジシャンみたいなのよ。この作品では多くのビジュアルエフェクトが取り入れられている。だから撮影現場では完成したものを想像しながら演じなければいけない。彼は私たちに、私たちが必要としている情報を常に与え続けないといけないという、想像を絶する責務があったの。彼はそれを巧みにやってのけたわ」と、ジェイソンの語る“ビジョン”の共有の巧みさに同意する。

アンバー・ハード/『アクアマン』USプレミア(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”
ワンの監督としての成功は、予算が増え、大きなプレッシャーがあろうとも、自身の映画製作の原点を見つめ直すことで上手くデフォルメし、自分の頭にあるビジョンをスタッフ・キャストに共有できる能力にあるようだ。言葉にすると簡単なように思えるが、それができる監督は多くはない。だからこそ、次々と彼のもとには新しい企画のオファーが届くのだろう。

『ソウ』(’04)を撮影していたころから10年あまりで大作を任されるようになったワン監督。やはりその変化は大きいようで、「制作費は間違いなく、数字の最後にいくつかゼロが増えたよ。撮影期間も3か月以上した。分かりやすいように言うと、『ソウ』は18日で撮影したんだよ(笑)」と懐かしむように明かしてくれた。

『アクアマン』は2019年2月8日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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