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ニコラス・ケイジ、初めて“ニコラス・ケイジ役”を演じることに

アルコール依存症、魔法使い、ダークヒーローなど、数々のキャラクターを演じてきたニコラス・ケイジが、初めて本人であるニコラス・ケイジ役を演じるかもしれない。

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アルコール依存症、魔法使い、ダークヒーローなど数々のキャラクターを演じてきたニコラス・ケイジが、初めて本人であるニコラス・ケイジ役を演じるかもしれない。『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)というタイトルの映画に出演交渉中とのこと。「Hollywood Reporter」が報じた。タイトルは「大きな才能という耐えがたい重圧」を意味する。

同作で彼が演じるのは、クエンティン・タランティーノの監督作に出たくて仕方がないニコラス・ケイジという俳優。(実際に、ニコラスはこれまでずっとタランティーノ監督と組みたいということを公言している)。ティーンエイジャーの娘との関係に悩んだり、1990年代の自分のドッペルゲンガーが現れこれまでの役選びを批判され、現在の落ち目ぶりを指摘されたりという描写もあるという。

映画の中で多額の借金を抱えたニコラス・ケイジは、新たな脚本を購入するために億万長者に近づく。しかし、CIAからその人物がメキシコの政治家の娘を誘拐した麻薬カルテルのドンであることを明かされ、情報を聞き出す任務に就く…という内容だそうだ。なお、ニコラスが多額の借金まみれであることは、実際に以前から報じられている。

『恋人まで1%』のトム・ゴーミカンがメガホンを取り、「デスパレートな妻たち」の脚本家ケヴィン・エッテンとともに脚本を手掛ける。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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