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【インタビュー】『スター・ウォーズ』探し求めていた“答え”が明らかに…デイジー・リドリー「強烈でエモーショナルな旅路だった」

伝説の完結を描いた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を引っさげ、約4年ぶりの来日を果たした女優デイジー・リドリーが取材に応じ、「奇妙だし、ほろ苦い」とシリーズに別れを告げる心境を語った。

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デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』/photo:堤博之
デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』/photo:堤博之
  • デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』/photo:堤博之
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伝説の完結を描いた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を引っさげ、約4年ぶりの来日を果たした女優デイジー・リドリーが取材に応じ、「奇妙だし、ほろ苦い」とシリーズに別れを告げる心境を語った。

“家族”との出会いで、試練に向き合えた


2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以来、壮大なサーガの中心に身を置いてきたデイジーは「いまは満足した気持ち。すばらしい完結になったと自負している」と誇らしげだ。

「そう思えることに、純粋に感謝したい。アイコニックな役柄だから、イメージの定着を心配してくれる声も聞くけど、レイを愛しているから気にならない。ただ、この5~6年は訓練、撮影、プロモーションとすべてが『スター・ウォーズ』を基準に動いていたから、それがなくなるのは奇妙だし、ほろ苦い気持ちもある」

デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』/photo:堤博之
レイとの別れ以上に、「仲間たち…、いえ家族たちとの別れが悲しい」とも。

「レイは砂漠の惑星ジャクーで孤独に生きていた。それが信じがたい冒険を通して、フィンやポー・ダメロン、ルーク・スカイウォーカーにハン・ソロ、それにレイアといった家族のような存在と出会った。だからこそ、自分を探すという試練に向き合えたんだと思う。その点は、私自身も同じだった。『スター・ウォーズ』の主人公を演じる重圧も、彼らのおかげで乗り越えることができたんだから」

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 (C)2019  Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

レイの出生にまつわる真実が「もちろん、明かされる」


その上で「レイの成長が私に、そして私の変化がレイに影響を与え合った」と明かす。

「レイを演じていて、すばらしいのは喜怒哀楽、すべての感情を表現できること。非常に立体的で、演じがいがあった。最終章では、より自分の内面からあふれ出る“何か”に突き動かされ、長年探し求めていた答えに歩みだす。強烈でエモーショナルな旅路だった」

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 (C)2019  Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
答えとはもちろん、レイの出生にまつわる真実であり、デイジー本人も「もちろん、明かされる」と断言する。

「前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が提示した答えに、私自身は納得していたけど、レイはフラストレーションを感じているの。演じるうえでも、その点はとても意識した」

デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』/photo:堤博之

ヒロインの台頭も「戦いは続いていく」


デイジーが演じたレイの存在によって、近年、女性が活躍するアクション映画が増え、クオリティも向上しているのは紛れもない事実だろう。

「すべての女性を代弁することはできない」と前置きし、デイジーは「映画業界では以前から、たくさんの女性たちが働きながら、戦ってきた。私はいいタイミングで、レイというポジションに立てたんだと思う」と真摯に語る。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 (C)2019  Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
同時に、こうしたヒロイン台頭の時代を「まだ理想的な状況ではない」と指摘。「この戦いは続いていく。新たな『スター・ウォーズ』3部作では、前作から出演しているケリー・マリー・トラン、そして今回初出演するナオミ・アッキーらの存在が、多様性の象徴している。誰もが誰かの“ヒーロー”…性別は問わずね、ヒーローになれるのは、すばらしいことだと思う」と力強く語った。

銀河を駆け抜け、家族と出会い、自分自身を探求したレイ=デイジー・リドリーのまなざしは、早くも新たな未来を見つめている。

デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』/photo:堤博之
《text:Ryo Uchida》

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