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「チェルノブイリ」出演の注目女優が歌声披露『ワイルド・ローズ』6月公開

主演のジェシー・バックリーが本年度英国アカデミー賞(BAFTA)主演女優賞にノミネートされるなど賞レースを賑わせている『ワイルド・ローズ』が、6月26日(金)より公開決定。

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『ワイルド・ローズ』 (C)Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018
『ワイルド・ローズ』 (C)Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018
  • 『ワイルド・ローズ』 (C)Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018
本年度「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」インディペンデント映画トップ10に選出され、主演のジェシー・バックリーが英国アカデミー賞(BAFTA)主演女優賞にノミネートされるなど賞レースを賑わせている英国映画『ワイルド・ローズ』(原題:WILD ROSE)が、6月26日(金)より全国公開することが決定した。

カントリー歌手を目指すローズ=リン・ハーランが、夢と現実、そして家族の狭間でもがき苦しむも、その卓越した歌唱力と型破りなカリスマ性で一歩ずつ夢に近付いていく様を、期待の女優ジェシー・バックリーが圧巻の歌唱力で力強く表現した本作。

『ジュディ 虹の彼方に』レネー・ゼルウィガーや『マリッジ・ストーリー』スカーレット・ヨハンソンらと共に英国アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、主題歌「Glasgow」が本年度アカデミー賞主題歌賞のショートリストに選出、そして放送映画批評家協会賞の主題歌賞にもノミネート。日本時間1月13日(月・祝)夜に発表されるアカデミー賞へのノミネートも期待されている。

「チェルノブイリ」『ジュディ』『ドクター・ドリトル』に抜擢


ジェシーは、2017年に英国アカデミー(BAFTA)賞のブレイクスルー・ブリッツ(有望な新人)に選ばれ、2018年英国インディペンデント映画賞最優秀新人賞を受賞した新進気鋭の注目女優。彼女の演技力が認められたBBCドラマ「戦争と平和」('16)を手掛けた本作の監督トム・ハーパーが彼女の才能を買い、本作で再タッグ。

レネーが本年度ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した『ジュディ 虹の彼方に』では二番手に大抜擢されたほか、同ゴールデン・グローブ賞で作品賞・助演男優賞を受賞した話題のドラマ「チェルノブイリ」にも消防士の妻役で印象を残し、ロバート・ダウニー・Jr.主演『ドクター・ドリトル』にも起用されるなど、続々と話題作に出演中だ。

母親役には、『リトル・ダンサー』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、英アカデミー賞では助演女優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや『マンマ・ミーア!』など数々の大作に出演してきたベテラン女優ジュリー・ウォルターズ

ローズに手を差し伸べる資産家のスザンナ役には『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、『プーと大人になった僕』ではカンガ役を演じた実力派ソフィー・オコネドーなど、豪華キャスト陣が顔を揃える。

監督は、ドラマ「戦争と平和」で2017年英国アカデミー賞テレビ部門で6部門にノミネートされ、プロダクションデザイン賞を受賞、フェリシティ・ジョーンズ&エディ・レッドメインの『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』の監督を務めたトム・ハーパーがメガホンを取った。

併せて解禁された場面写真では、刑務所から出所したローズが拳を高らかに掲げ熱唱する姿が切り取られ、魂を震わす歌声がいまにも聞こえてくるかのよう。仮釈放の厳しい規則から解放され、さらにはカントリー歌手になるという夢に一歩近付く本シーンの彼女からは、夢への希望と情熱が溢れ出す。

「彼女(ジェシー)は並外れた女優であるだけでなく、並外れた歌の才能がある。これ以上の適役はいない!」とハーパー監督が認めた、その歌声とパワーに期待していて。

『ワイルド・ローズ』は6月26日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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