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東京国際映画祭「We Are One」のプログラム発表!世界21の映画祭をYouTubeで

5月29日(金)から開催される10日間のデジタル映画祭「We Are One:A Global Film Festival」のプログラム一覧が発表。

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『勝手にふるえてろ』(C)2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
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  • アニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明」湯浅政明監督/第31回東京国際映画祭(TIFF)のラインナップ発表会
  • 深田晃司
  • 『アイスと雨音』(C)『アイスと雨音』製作委員会
  • 「We Are One: A Global Film Festival」
ベルリン、カンヌ、ヴェネチアなど世界21の映画祭が参加し、5月29日(金)から開催される10日間のデジタル映画祭「We Are One:A Global Film Festival」のプログラム一覧が発表。東京国際映画祭も参加しており、シニア・プログラマーの矢田部吉彦氏からコメントが到着した。

ロバート・デ・ニーロらが設立したトライベッカ・エンタープライズ(トライベッカ映画祭の開催母体)とYouTubeが企画主催する「We Are One:A Global Film Festival」は、これまでにない試みで10日間のデジタル映画祭として、国際的な映画製作者のコミュニティを結集し、YouTube.com/WeAreOneのプラットフォーム上で、世界各国21の映画祭のプログラムを無料で公開。

「We Are One: A Global Film Festival」
100を超える映画作品に加え、トークやVRコンテンツ、音楽パフォーマンスを特集。今回集められた100を超える作品のうち、ワールドプレミアが13作品、オンラインプレミアが31作品、国際的なオンラインプレミアが5作品と、その多くは本映画祭で大々的なデビューを迎える。フランシス・フォード・コッポラ、スティーブン・ソダーバーグ、ソン・ガンホとポン・ジュノ、ジャッキー・チェンなどのトークなども公開。

本映画祭の収益は世界保健機関(WHO)、そして新型コロナウイルスの救援活動を支援している各地域の機関に役立てられる。視聴者は、この映画祭を通じて、様々な異なる文化を新しいレンズ越しに見ることができるだけでなく、救援活動を支援する団体に直接寄付することにもなり、地域社会をサポートすることにもつながる。

東京国際映画祭(TIFF)シニア・プログラマー、矢田部氏は、「高い志を掲げる『We Are One:A Global Film Festival』に参加できることを光栄に感じ、不自由を強いられている世界の人々に、映画を見る喜びを通じて少しでも開放感を味わってもらえる作品を選ぼうと試みました。ユニークなアニメーションや、勢いに乗る気鋭の映画監督たちによる刺激的な作品を、世界の映画ファンに楽しんでもらうことを意図しています」とコメント。「今後の日本を牽引していくであろう、才能あふれた監督たちを紹介していく未来目線の選定であります」と選定作品について明かしている。

湯浅政明監督・短編アニメーション『夢みるキカイ』


『夢みるキカイ』(2007年作品、15分) 6月3日(水)20:00~

「STUDIO4C」が7人の映像作家を集め、製作したオムニバス『Genius Party』の中の一篇。無垢な赤ん坊が入り込んだシュールな世界描く。

アニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明」湯浅政明監督/第31回東京国際映画祭(TIFF)のラインナップ発表会湯浅政明監督
「『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得し、2018年のTIFFでも特集をした湯浅監督の短編アニメーションは、セリフが無いゆえにグローバルな鑑賞者の想像力をダイレクトに刺激しうる作品です」。

深田晃司監督特集・2020年新作はワールドプレミア公開


『いなべ』(2013年作品、38分) 6月1日(月)21:00~
『ジェファソンの東』(2018年作品、18分) 5月30日(土)深夜25:30~(31日(日)1:30~)
『ヤルタ会談オンライン』(2020年新作、40分予定) 6月1日(月)20:00~

本映画祭のために特別に製作された『ヤルタ会談オンライン』は、第2次世界大戦の終戦間際、戦後世界の支配をめぐって米・英・ソ首脳によって行われた「ヤルタ会談」を痛快にパロディ化。「劇団青年団」の人気レパートリーの演劇をコロナ禍のさなかに置き換え、そのままオンライン化。

深田晃司深田晃司監督
「『歓待』がTIFFで受賞をした深田晃司監督は、その後カンヌ国際映画祭で受賞するなど、今や日本映画界を牽引する存在でもありますが、貴重な短編と今回の為の新作をご覧頂くことで深田ワールドの多様性を深く体験してもらいたいと思います」。

長編作品『勝手にふるえてろ』&『アイスと雨音』


『勝手にふるえてろ』(2018年作品、117分) 6月6日(土)朝4:15~

『勝手にふるえてろ』(C)2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
「TIFFで観客賞を受賞した大九明子監督による『勝手にふるえてろ』は、センス溢れる女性監督と天才的女優の出会いが育んだ傑作であり、世界中の観客にあらためてその存在を訴えたい作品です」。

『アイスと雨音』(2018年作品、117分) 6月5日(金)朝4:30~

『アイスと雨音』(C)『アイスと雨音』製作委員会
「松居大悟監督による『アイスと雨音』は演劇の実現に向けて障害を乗り越えようとする少年少女たちの奮闘のドラマであり、催事の中止が相次ぐ現在の世界にエネルギーを与えてくれるに違いありません」。

「We Are One:A Global Film Festival」は5月29日(金)から6月7日(日)までYouTube.com/WeAreOneにて開催。プログラムは無料で視聴することができ、長編、短編、ドキュメンタリー、音楽、コメディやトークなどを公開する予定。

「We Are One:A Global Film Festival」【参加映画祭】
アヌシー国際アニメーション映画祭、ベルリン国際映画祭、ロンドン映画祭、カンヌ映画祭、グアダラハラ国際映画祭、マカオ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭(新規)、エルサレム国際映画祭、ムンバイ映画祭、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、ロカルノ映画祭、マラケシュ国際映画祭、ニューヨーク映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭、サラエヴォ映画祭、サンダンス映画祭、シドニー映画祭、東京国際映画祭、トロント国際映画祭、トライベッカ映画祭、ヴェネチア映画祭

「第33回東京国際映画祭」開催概要
開催期間:10月31日(土)~11月9日(月)10日間 
会場:六本木ヒルズ、日比谷エリア ほか
《シネマカフェ編集部》

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