本作は、世界中が大恐慌に苦しむ一方、石油産業と映画産業が隆盛を極めている1931年のロサンゼルスが舞台。リスキーな調査もすれば、検死官に金を握らせて情報を得たりとダーティーな仕事もする私立探偵ペリー・メイスンの元に、旧知のベテラン弁護士からある事件の調査依頼が舞い込む。
ヨーロッパ戦線への従軍経験からのトラウマや、離婚で離れ離れになった息子との関係などオリジナルのTVドラマでは描かれなかったメイスンの人となりや弁護士になった経緯など、彼の起源にクライム・ノワールの雰囲気たっぷりに迫っていく。
本作製作の経緯について、ロバートは「当初本作は映画化する予定だった」と発端について説明、製作会社「チーム・ダウニー」代表も務める妻のスーザンは「映画では伝えきれないくらい奥深い世界でした。1つの事件に絡む別の側面もすべて掘り下げたかった。テレビシリーズ化のほうが適していると感じたんです。ペリーの起源を描いた作品はない」と旧シリーズでは描かれなかった彼自身の過去についても描き、全く新しい視点で作り上げたことに触れる。
またスーザンから「兵士だったペリーは帰還してからも、戦争体験から立ち直っていない。それが生き方に表れている」と背景を語り、「大恐慌に陥る中、家庭生活と自暴自棄になっている自分にジレンマを抱えている。不運にも軍から除隊させられたことが原因で、少し愚直なため痛い目に遭ってきた」とロバートは、新生ペリー・メイスン像について明かした。
新たなペリー・メイスン役を演じたマシュー・リスについては「マシューの演技が光るのは弁護士の初仕事がさんざんだったシーン」と挙げ、ロバートから「“下手でもやる価値がある”ペリーは第6話でそれを繰り返し体現することになる。“いい弁護士になるのは難しい”と言われちゃうんだ。腕の悪い弁護士だ」と笑みを浮かべた。作品の出来上がりについてはスーザンは「展開が複雑になっていくので、どんな結末になるかは最後まで分からない」と解説、ロバートは「衝撃的だ」とひと言で話し、期待を裏切らない出来上がりに自信を見せている。
HBO（R）ドラマ「ペリー・メイスン」（全8話）
【配信】Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
◆字幕版：配信中 毎週金曜1話ずつ更新
9月18日（金）～10月18日（日）第1話無料配信中
【放送】「BS10 スターチャンネル」
◆字幕版：10月27日（火）より毎週火曜23時～ほか ※10月25日（日）第1話無料放送
◆吹替版：11月4日（水）より毎週水曜22時～ほか ※11月4日（水）第1話無料放送
【配信】Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
◆字幕版：配信中 毎週金曜1話ずつ更新
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【放送】「BS10 スターチャンネル」
◆字幕版：10月27日（火）より毎週火曜23時～ほか ※10月25日（日）第1話無料放送
◆吹替版：11月4日（水）より毎週水曜22時～ほか ※11月4日（水）第1話無料放送
