いまを生きる女性たちの日常にある痛みや違和感、その中での生きづらさを描いたベストセラー小説を映画化し、韓国で初登場No.1の大ヒットを記録した映画『82年生まれ、キム・ジヨン』。この度、チョン・ユミ演じる主人公ジヨンの“豹変”に愕然とする、コン・ユ演じる夫・デヒョンの姿を捉えた本編映像が解禁された。>>『82年生まれ、キム・ジヨン』あらすじ&キャストはこちらからとあることから夫婦喧嘩になり、ソファで居眠りしてしまった夫・デヒョン。缶ビールを開ける音で目を覚ますと、テーブルで晩酌をするジヨンの姿が目に入る。お酒を飲まないはずのジヨンの行動に戸惑いながら、静かに語りかけるデヒョンだったが、ジヨンの口から出てきたのは“別人”であるジヨンの先輩・スンヨンとしての言葉。ジヨンを気遣うように諭す言葉を投げかけるその姿に戸惑い、衝撃を受け、受け止めきれないでいるデヒョンの姿が映し出されるシーン。その後、デヒョンはひとり、精神科医の元を尋ねるのだが…。声にできない心の叫びを“別人”になって吐き出すことで、自分を守ろうとしているかのようなジヨンの姿に胸が締め付けられる、このシーン。そんなジヨンの姿に愕然とし、苦悩するデヒョンの姿もまた印象的。デヒョン役を担ったコン・ユは、本作が3年振りのスクリーン復帰作。ヒット作での共演が続いているチョン・ユミとは3度目の共演ということもあり、現場では2人の間には信頼関係が築き上げられていたという。キム・ドヨン監督曰く、「2人は相性が良く、とても良い化学反応が起こり、それが遺憾なく発揮されたと思います」と明かしている。ジヨンを愛し、心から心配する愛情を持つ一方で、彼女の苦悩を真に理解することができず無意識に追い詰めてしまう役どころとなるデヒョン。ドヨン監督は、デヒョン役を演じるコン・ユと「妻のことを愛してはいるのだけれども発病する前は特に問題意識を持っていない普通の夫だったのではないか、という話をしました」と明かす。「愛しているけれども大切な人の状態に気付けていない。そういうリアルな演技が必要なのではないか、そのニュアンスというのを映画の中で表現できれば、と話しました」と役作りについてのエピソードも明かしている。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
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