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『天気の子』特別エンディング放送決定

『天気の子』地上波初放送では、映画本編クレジットの終了後に、新海誠監督が監修した“特別エンディング映像”を放送することが分かった。

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『天気の子』特別エンディング (C) 2019「天気の子」製作委員会
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1月3日(日)の『天気の子』地上波初放送では、映画本編クレジットの終了後に、新海誠監督が監修した“特別エンディング映像”を放送することが分かった。

>>『天気の子』あらすじ&キャストはこちらから

本作の副題は、『Weathering With You』。“weather”には、“天気”のほかに“嵐や困難を切り抜ける”という意味があり、『Weathering With You』には、厳しい天候や困難をあなたと一緒に乗り越えたい、という思いが込められているそう。

そこで、そんな激動の1年を経て、新しい年を迎えるこのタイミングで地上波初放送するにあたって、このメッセージを形にしようと、今回の特別エンディング映像の構想が立ち上がった。共に乗り越えて生きていくことへの珠玉のメッセージを込めた、この放送でしか見ることのできない、一夜限り、約1分のスペシャルな映像は必見。

本作の舞台は、異常気象に見舞われた東京。家出少年の主人公と不思議な力を持つ少女が出会い、運命に抗いながらも“世界の形を変えていく”というストーリー。“日常が大きく変わってしまった現在”と、どこか重なる物語でもある。

12月23日、「報道ステーション」の特集企画「未来を人から」に新海監督が登場した際、本作の製作経緯について「世界が決定的に変わってしまうような予感が、ハッキリとあったからなんです。それは僕だけじゃなくて、みんなずっと思っていたこと。漠然とした不安みたいなものって、みんなの心の中にあり続けてきたと思うんです」と告白。「でも、それが新型コロナウイルスのような形でもたらされるとは、まったく考えもつかなかった。本当に大事な変化、巨大な変化というのは、僕たちの想像を超えた部分にあるんだな、と…」と胸中を明かした。

また「今、自分たちはコロナ禍の最中にいて、終わったときのことというよりは、今そのものを乗り越えることに必死ですよね」「今、たまたま自分がいるこの場所で、なんとか必死に生きていくということ。誰にとっても当たり前のことかもしれませんが、それでしか未来はつながっていかない」とも語っていた。いまを生きることが、未来を拓く。今回放送が決定した特別エンディング映像にも、新海監督や作品からのそんな力強いメッセージが込められている。

映画『天気の子』は2021年1月3日(日)21時~テレビ朝日にて放送。
《シネマカフェ編集部》

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