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【るろ剣リレーインタビュー 第5回】江口洋介、リアリズムを持って演じた役は「死神のようなイメージ」

斎藤一を演じる江口洋介に、『The Beginning』で新選組時代の斎藤を演じての感想や、斎藤のトレードマークとなっているタバコへの熱い思いなど、たっぷりと語ってもらった。

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『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
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  • 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
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  • 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
  • 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
  • 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
実写版『るろうに剣心』シリーズが『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』をもってついに完結する。これを記念してシネマカフェではキャスト陣のリレーインタビューを敢行! シリーズ完結への思い、いまだから言える“あの”話、主演の佐藤健に言いたいor聞きたいことなどについて語ってもらい、さらにアンケートで寄せられた読者からの質問にも回答してもらう。

今回、ご登場いただくのは斎藤一を演じる江口洋介。『The Beginning』で新選組時代の斎藤を演じての感想や、斎藤のトレードマークとなっているタバコへの熱い思いなど、たっぷりと語ってもらった。

斎藤一は「死神のようなイメージ」


『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
――今回、これまでのシリーズから時間をさかのぼって、幕末の「新選組三番隊組長・斎藤一」を演じましたが、維新後ではなく、この時代の斎藤を演じるにあたって意識したことを教えてください。

『The Final』までの4作は斎藤一ではあるんですけど、(維新後に)藤田五郎と名前を変えて、警察に身を置いているというスタンスで、そこで斎藤なりの「悪・即・斬」を貫いてやってきたんですが、今回の『The Beginning』では新選組というところに身を置いていた時代でして。新選組といってもいろいろ表現がありますけど、『The Beginning』では武士に憧れ刀を持ち、腕っぷしに自信のある人間がある思想の下で相手を斬りつけていくわけですからね。ものすごく残虐であり「悪」と「正義」というひと言では表せない、死への恐怖を感じさせない部分をリアルに考えてやっている部分はありました。

斎藤は(維新後と)髪型も違いますし、衣装も新選組の(一般によく知られている)誠と書いてある水色に白みたいなものとはまた違ったデザインになったんですよね。「死」を覚悟してるというか、死神のようなイメージで自分ではやらせてもらいましたけどね。

見たことがない新選組っていうのを意識していました。よくよく掘り下げていくとそっちがリアルじゃないかなと僕は思っていたんで、ちょっと全然違った気分で演じていましたね。

いままでのシリーズはアクション映画っていう感じだったんだけど、これはもうちょっと“気配”の映画というかね、役作りも全然違う考え方をしましたね。同じシリーズとは思えない別の作品をやっている感じでした。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
――今回、新選組隊士として、敵同士の関係で佐藤健さん演じる剣心と対峙された感想を教えてください。

ずっと一緒にやってきてるんですけど、今回の『The Beginning』での立ち位置がまた全然違うので、こっちは新選組、向こうは長州の用心棒みたいな感じで、お互いの思想が全く違う敵役ですよね。2人ともある種、その時代の最も底辺にいる人間だと思うんですね、戦という部分では。そういう意味では似た者同士という感じもあり、斎藤はそこで“同じ匂い”のする人間を確認してしまったんだろうなという感覚。それからは、剣心をずっと追い続けていくような人生で、斎藤は斎藤で新選組の時代が終わって、(維新後は)警察に身を置いていて、ちょっとスパイ的な要素もこの人間は持っていて、新選組時代もそういうエピソードがあるらしいですけど…。

剣心も、ある意味で(かつての人斬りという姿を)カモフラージュしたような存在でもあって、そこから始まる2人の関係っていうのを噛みしめながらやってましたね。(維新後を描くシリーズ)4本が、ここから続くんだなっていうスタートとして。

《text:Naoki Kurozu》

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