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『夏への扉』三木監督、山崎賢人と“宗一郎”は「優しく声をかけて突き進む姿が重なる」

『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』公開記念舞台挨拶に主演の山崎賢人と、三木孝浩監督が登壇し、本作の“今だから聞ける話”を語り合った。

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『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
  • 『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
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  • 『夏への扉 ーキミのいる未来へー』(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
  • 『夏への扉 ーキミのいる未来へー』
  • 『夏への扉 ーキミのいる未来へー』(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
1956年の発表以来、ハリウッド映画にも多大な影響を与えてきた伝説の小説を映画化した『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』。この度、公開記念舞台挨拶を実施、主演の山崎賢人と三木孝浩監督が登壇し、昨年初旬の撮影からようやく公開を迎えた本作の“今だから聞ける話”を語り合った。

>>『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』あらすじ&キャストはこちらから

撮影をふり返り印象に残っていることを聞かれた山崎さんは、「僕はSF作品が好きで、SFの原点と呼ばれるこの『夏への扉』を映画化できると聞いて本当にワクワクしていました。三木監督とは10年ぶりにご一緒できて、本当に色々な縁や色々な方に支えられながら撮ることができました」と回答。

「近未来的な衣装もそうですし、昔のレトロな雰囲気を楽しみながら、本作で描かれる人間の愛や強さであったり、そんな中で清原(果耶)さん演じる璃子との冒頭の研究所でのシーンは特に印象的でしたね」とふり返る。

三木監督は「スタッフと知恵を絞って作品の世界観を作っていけたのが良かったですね。あと印象に残っているのが、夏菜さん演じる白石鈴が劇中である変化を遂げるシーンがあるんですが、感想を見ていると“特殊メイク”という声が多く上がっていたのですが、実は特殊メイクではないんですよね。最新の合成技術を使って、体は違う人で、顔は夏菜さんということをしていて、試行錯誤しながら撮影できたのは楽しかったですね」と明かした。

山崎賢人「色んな人が助けてくれるシーン」に感動


『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
公開から10日ほどが経ち、周りから反響があったか問われると、山崎さんは「この作品で伝えたかった、“あきらめなければ失敗じゃない”というポジティブに前を向いていれば、良いことがあるかもしれないというメッセージをしっかり受け止めて、前向きになってくれている方が多くて本当に嬉しいですね」と笑顔。

『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
「原作ファンから褒めてもらえて嬉しかった」と語る三木監督は、「特に、原作には無い映画オリジナルの部分が良かったと言ってくださって、脚本で苦労した部分を褒めていただけるのは嬉しいですね」と喜びを口にした。

さらに、映画公式SNSで募集したファンからの感想が披露され、感想動画を投稿してくださったファンもおり、「泣いた」「感動した」というコメントが多くあがる。山崎さんは自身で感動したシーンについて「冒頭で璃子が宗一郎のことをこんなに想ってくれていたんだとわかるシーンや、藤木さん演じたロボットのピートの感情が芽生えていくシーン、宗一郎がまっすぐ生きていくなかで、色んな人が助けてくれるシーンなど感動しますね」と語る。

『夏への扉 ーキミのいる未来へー』(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
三木監督も「主人公の宗一郎の素直さや、優しさが、賢人君の性格がしっかり反映されているなと思いましたね。自分がどんなに苦境に立っていても、優しく声をかけて突き進む姿が、賢人くんに重なる部分があって素敵でしたね」と山崎さんの人柄を絶賛。

すると「そう言っていただけて本当に嬉しいですね。宗一郎が皆に助けてもらっている姿を見て、生きていくうえで重なったり、色々思うこともあったので、頑張ろうって思いましたね」と、山崎さん自身もふり返った。

山崎賢人、三木監督の仕掛けに「びっくりしました!」


『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
続いて、謎解きやミステリーの要素についての“伏線回収”について鑑賞したファンからコメントが寄せられ、山崎さんは「撮影していて面白かったのは、過去と未来を行き来するので、未来では説得できていることがわかった状態で、過去に戻って説得するシーンなんかは、この時の感情ってどういう感じにすればいいか、三木監督に相談しながらやっていましたね」と明かした。

さらに「藤木さんが過去の宗一郎と現在の宗一郎を勘違いしていたのは面白かったですね(笑)。これはコメディシーンですか? という話になり盛り上がりました」と撮影時のエピソードを披露した。

最後に、リピーターの方からの感想も届いており、何度も観ることで作品の楽しみかたが変わっていくことについて言及。三木監督が「2回作品を観たら、実はここであの音がなっているとか、後半にこうなるのはここでこうなっているから、とか前半で色々仕掛けているのがわかると思いますね」と告白。

山崎さんは「僕は3回観ていますが、宗一郎が冷凍睡眠して過去のシーンがフラッシュバックするんですが、まだ経験していないはずの未来の話が出てきて、びっくりしましたね!今日監督に聞こうと思っていました!」と興奮した様子も。三木監督は「1秒ないぐらい、本当に短くサブリミナル的に入れました。わざと気づかない程度に入れてますね」とディテールにも細かいこだわりがあったことを笑顔で明かした。

『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念舞台挨拶(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
そして、「この映画は近未来的なSFの面白さ、懐かしくレトロでチャーミングな要素もあり、色々な世代にも楽しんでもらえる作品だと思います」と山崎さんは締めに挨拶。「人間の真っ直ぐ生きていく力、助け合う力であったり、共感できる部分がたくさんあるので、とにかく1人でも多くの方に楽しんでいただきたい作品です!」と改めて自信を込めていた。

『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』は全国にて公開中。

※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」
《シネマカフェ編集部》

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