デヴィッド・ボウイ、成功直前の旅路を映し出す『スターダスト』予告編
音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイ。その若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた『スターダスト』より、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
映画
洋画ニュース
-
松本潤×長澤まさみ×永山瑛太初共演、野田秀樹の新作舞台「正三角関係」7月より上演
-
デヴィッド・ボウイの若き日を描く『スターダスト』10月公開
-
≪配信開始≫チュ・ジフン×ハン・ヒョジュ豪華初共演「支配種」は世界必見のノンストップ・サスペンス【PR】
>>『スターダスト』あらすじ&キャストはこちらから
誰にも理解されず、それでも音楽を諦めなかったデヴィッド・ボウイ。本作では、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年、初の全米プロモーションツアーに挑む様子が描かれている。
この度公開された予告編は、1971年にジョニー・フリン演じるデヴィッドがイギリスから初めてアメリカを訪れ、ワシントンD.C.の空港に到着したシーンから始まる。検問で名前を聞かれるが「デヴィッド・ボウイ」の名はまだ知られていない。そのほかにも、「このアルバムは伝説となる。君が死んだらな」というマネージャーのセリフや、「変人のフリだろ?」「悲惨 憂鬱 不可解」といった言葉からは、まだ彼の音楽性や個性が世間に理解されていなかったことが伝わってくる。
マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンが「1人でも君の曲を信じれば、世界は変えられる」とデヴィッドに語りかけるシーンも収められており、2人によるロードムービーの要素も覗かせる。
本編では、最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面が描かれていく。
また、併せて解禁となったのは、象徴的な赤い髪をたたえたデヴィッド・ボウイの後ろ姿が印象的なポスタービジュアル。予告編にも収められているアルバム「スペイス・オディティ」を連想させる宇宙飛行士姿のデヴィッドも見受けられ、その様子はまるで誰もが知る《デヴィッド・ボウイ》という計り知れない宇宙を彷徨っているかのようだ。
若き日の「デヴィッド」はいかにして世界の「ボウイ」となったのか。その知られざるドラマに、映画ファンはもちろん音楽ファンも注目する一作だ。
『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。