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木竜麻生×藤原季節共演、心に突き刺さる等身大の恋愛映画『わたし達はおとな』公開

木竜麻生と藤原季節が出演する、20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた映画『わたし達はおとな』の公開が決定した。

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『わたし達はおとな』(C)2022『わたし達はおとな』製作委員会
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  • 『わたし達はおとな』(C)2022『わたし達はおとな』製作委員会
  • 藤原季節

木竜麻生と藤原季節が出演する、20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた映画『わたし達はおとな』の公開が決定した。

大学でデザインの勉強をしている優実。ある日、自分が妊娠していることに気づく。知り合いの演劇サークルのチラシを作ったことがきっかけで出会った、直哉という恋人がいるが、父親が彼という自信を持てないでいた。一方、直哉は現実を受け入れようとすればするほど、優実への想いや考えがすれ違っていく――。

主演を務めるのは、『菊とギロチン』で映画初主演を果たし、『鈴木家の嘘』でヒロイン役に抜擢され、その年の多くの映画賞を受賞した木竜麻生。共演は、『his』『佐々木、イン、マイマイン』に出演した藤原季節。本作で2人は初共演となる。

本作は、メ~テレと制作会社ダブが製作、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(NOT) HEROINE MOVIES”=ノット・ヒロイン・ムービーズの第1弾公開作品。今回は、「部活、好きじゃなきゃダメですか?」「俺のスカート、どこ行った?」などの脚本を担当してきた加藤拓也が監督を務める。

<コメント>
加藤拓也監督
演劇と映画は全く違いますし、自分が演劇で良しとしているものがどうすれば映像の中でもできるのかまだわかっちゃいませんが、今回は普段から一緒に演劇をやっている人達と稽古をして稽古をして、リテイクをしてやり込んだ結果の生感というもの、だからつまりライブ感ですよね。生イコール演劇ではございませんが、私達を通じて私達を見つめる、とにかく生活がそこにあると思える生活の映画が出来上がったのではないかと思っております。私達の生活を非日常で俯瞰して体験する、そんなことがテーマの映画です。一口にラブストーリーと言われてしまえばそれまでなのですが繰り返し言わせていただきますとこれは生活の映画なのです。ドキュメンタリーじゃないですよ。アドリブもないですよ。映画だから。

木竜麻生
「"生活"や"暮らし"がそこにある」
「表と裏だけじゃなくて、もっといくつも面があるんだと思う」
加藤監督が言っていた言葉を心に書き留めて、相手と役と自分と向き合ってみた。
ある時、たくさんの人に守られているような初めての感覚の中で、見たことのない顔をした自分がいた気がしました。
あのアパートや道端、そしてそこのカフェ。あらゆるところにこの映画の中の人達がいるんじゃないか....そんな気がしています。

藤原季節
加藤拓也監督の書いた物語にこれまで多く参加してきたが、その度に文字通りボロボロになった。彼の脚本や芝居は、基本は技術的な積み重ねの上に成り立っているが、最後には激しくエモーショナルな部分で戦うことを自然に求められる。それでいつもボロボロになるわけだが、『わたし達はおとな』ではそのボロボロ具合がいつもとは比にならなかった。木竜麻生さん演じる優実と一緒に、傷つけ合ったり笑ったりしながら、この物語を駆け抜けた。優実がそこに存在していたということは、僕の癒えない心の傷がずっと証明している。

『わたし達はおとな』は2022年6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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