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マッツ・ミケルセン、娘役を演じたアンドレアを絶賛『ライダーズ・オブ・ジャスティス』インタビュー

デンマーク・アカデミー賞最多15部門ノミネート4冠を達成したリベンジアクション『ライダーズ・オブ・ジャスティス』より、マッツ・ミケルセンのインタビューと新たな場面写真が解禁となった。

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『ライダーズ・オブ・ジャスティス』 (C) 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
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デンマーク・アカデミー賞最多15部門ノミネート4冠を達成したリベンジアクション『ライダーズ・オブ・ジャスティス』より、マッツ・ミケルセンのインタビューと新たな場面写真が解禁となった。


>>『ライダーズ・オブ・ジャスティス』あらすじ&キャストはこちら

本作で復讐に燃える軍人マークスを演じ主演を務めたマッツ・ミケルセンは“北欧の至宝”と称される国際派俳優。本作で盟友アナス・トマス・イェンセン監督と5度目のタッグを組んだ。今年公開された主演作『アナザーラウンド』がレオナルド・ディカプリオの製作会社でハリウッドリメイクをされることが決定しているが、本作もハリウッドリメイクが発表されている。ちなみに、本日22日はマッツ56歳の誕生日。ますます円熟味をみせる彼の演技にも期待が高まる。

マッツ・ミケルセン インタビュー


――マークスはどのような人物ですか?

マッツ:彼は職業軍人でおそらくキャリアは30年ほど。妻が亡くなった後も、彼がその状況に対処できる唯一の方法は軍人らしく強い男であることでした。それは娘にとっても自分にとってもいい方法ではありません。幸運にも、2人の男が訪ねてきて妻の死は事故ではなかったとマークスに伝えます。そこで彼は軍人としての能力を発揮して行動できるようになります。暴力によって答えを得ようとするのです。

――リベンジすることで、誰かを責めることができるということですね。

マッツ:彼は運命や神などのせいにすることなく誰かを責めることができます。彼の世界では、あらゆる現象には現実的な理由があり、それによって彼は対処することができます。それが彼のやり方です。明らかに彼の心は傷ついており、その穴が大きくなりすぎると彼自身が壊れてしまう気がしており、そして実際に壊れてしまいます。

――本作の主要キャストはアナス監督の作品に以前も出演していて、ファミリーみたいなものですよね。本作で描いているものは機能不全の家族の誕生です。長年一緒にやってきて撮影現場の雰囲気はどんな感じですか?

マッツ:そうですね。でも確かに違いはあります。ファミリーが再会できてすごくうれしいです。ただ、それは悪いほうに行く危険もあるから気をつけています。互いをよく知っていると心地よくなって怠けてしまうかもしれません。うまくいくと分かっていると引き出しを開けるだけになるでしょう。だからこそその心地よさを利用してお互いに高め合うようにしなければならないと意識しています。ファミリーと一緒なら知らない人と一緒では行けないところまであえて挑戦します。そういう意識でやっています。うまくいっているといいのですが。

それから何か失敗してしまった時、失敗するのは嫌ですが時には避けられないものです。でも彼らと一緒なら失敗も怖くありません。みんなで一緒に笑えるからです。バカにして笑うのではなく、笑い飛ばすことができるので、おかげでより大胆になれます。

――できあがったチームの中に、若くすばらしい若い女優、マッツの娘役のアンドレアが入りました。

マッツ彼女は実年齢よりもかなり若い役を演じていました。彼女は大人になりかけているから、私たちの輪のなかに入りたがりましたし、僕らも歓迎しました。ただ厳しいところがあり、彼女はプロ意識が高く、現場では僕は父親で彼女は娘でした。作品の世界だけでなくチームにも加わらないとなりません。アナスが言ったように彼女のセリフ回しはとても自然です。ただアナスの世界では特定の言い方も求められます。それは時々イカれたセリフで、それをイカれていると思わずに真面目に言わなければなりません。彼女は上手に難なくやってのけていてすばらしかった。彼女は最高です。デンマークで賞を獲ったこともとても嬉しく思いました。

――この映画の概要を聞いた人は「ああブラックコメディだ」と思うでしょうが、より大きなテーマを扱っているように思えます。深刻なテーマを扱うにあたりコメディは有効ですか?

マッツ:世の中の核になる話題がいくつかあります。生と死、運命あるいは運命の欠如、神と悪魔。13~14歳から考え始め、生涯を通じてずっと考え続けるような話題です。その話題を扱おうとすると、大げさで陳腐なものになるでしょう。例を挙げますね。 “She loves you. Yeah, yeah, yeah. She loves you. Yeah, yeah, yeah”メロディーがなければバカげて聞こえます。何かで包まないと。このような大きなテーマを扱うと仰々しくなってしまいます。5年かけて撮影しても終わらないでしょう。ただ、ユーモアで包むことで切り抜けられます。歌詞にメロディーをつけるのと同じです。

新たに解禁された場面写真では、マッツ演じるマークスが敵に襲い掛かる様子や仲間に指示を出す姿を捉えており、これまでにない凶暴な役柄を感じさせる一方で、娘の前で見せる父の顔なども垣間見え、本作で様々な表情を見せてくれていることがうかがえる。マッツの演技の幅の広さにも注目だ。

『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は2022年1月21日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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