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【インタビュー】観月ありさの止まらぬ進化、“連ドラ主演”が途切れないのは「人との繋がり」

「奪い愛、高校教師」の主演で看護師の星野露子役を演じる観月ありさに、本作への意気込みや撮影中の印象深いエピソードなどについて話を聞いた。

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「奪い愛、高校教師」(C)AbemaTV, Inc./テレビ朝日
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「奪い愛」シリーズが遂に帰ってきた! 鈴木おさむが脚本を担当する泥沼愛憎劇を豪華実力派俳優陣の怪演でたっぷり堪能できる人気シリーズの最新作「奪い愛、高校教師」(ABEMA・テレビ朝日)が12月27日(月)より4夜連続放送される。(12月20日(月)21時~「ABEMA」第1話独占先行無料配信中)

今作の主演で看護師の星野露子役を演じる観月ありさに、本作への意気込みや撮影中の印象深いエピソードなどについて話を聞いた。

人気シリーズへの出演「“私っぽさ”がどこかに出れば」


――初めて台本を読まれたとき、どんな感想を持たれましたか?

私自身も前シリーズの「奪い愛、冬」の中毒性にやられて全話を1日で一気見してしまうくらい夢中になってしまって。だから今回も台本を楽しみに待っていたんですが、その期待を超える面白さでした。

――台本が想像を超える面白さだったということですが、鈴木おさむさんと初めてお仕事されてみていかがでしたか?

“よく考えるよな~、どんなシチュエーションでこれを思い付かれたんだろう?”って思うような設定が沢山あって、鈴木おさむさんならではの独特な台詞まわしも面白くて。特に「~だよ~~~」って語尾を伸ばす台詞が多いので、お芝居しながら場面によって微調整しました。

――人気シリーズ出演ということで、前シリーズを意識された部分はありましたか?

この世界観に自分がどう溶け込むかを意識しましたね。躊躇するとおかしなことになると思ったので、真剣に振り切ってやり切ろうと思いました。ただ、“私っぽさ”がどこかに出ればいいなと思って、コミカルエッセンスも細かいところで取り入れるようにしました。前作からのシリアス調を崩さずに、ただ要所要所でコミカルさも取り入れて、露子という人間性にどこか親しみやすさも感じてもらえると良いなと思いました。

全4話で描くドラマの役作りとは


――今回の露子さんという人物像、キャラクターを観月さんはどんな風に捉えられましたか?

露子の裏設定をきっちり決めた方が、常軌を逸した最終形が見えやすいと監督とも話し合いました。堅物が故に“こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけない”という自分自身の思い込みでがんじがらめになってしまって、きっと元夫にもそれが重くのしかかってしまったんだろうな、とか。そしてこれから娘のこともどんどん束縛してしまうんだろうなと。理想を思い描いて生きてきた露子だからこそ、大谷(亮平)君演じる三太が自分に振り向いてくれないことが引き金になって、どんどん愛情が嫉妬に変わっていくんだろうなと思いました。元々の露子が堅物で真面目だからこそ秘めた凶暴性がより際立って、彼女の人生が崩れていく感じが出れば良いなと思っています。

――そんな裏設定を踏まえて露子役を演じる上で苦労された点や、役作りで意識された点はありますか?

全4話なので振り切れるまでのスパンが短いんですよね。振り切れていく途中経過や助走期間をゆっくり丁寧に描ききれない分、普通のテンションからいきなりスイッチを入れるのが大変でした。“ホップ、ステップ”がなくていきなり“ジャンプ”というか(笑)

さらに、4話通しての撮影で1話を撮ったかと思ったら次に4話の撮影をしたりと順撮りではなかった分、各話のテンションのバランスを逆算しながらお芝居する必要があり、そこは難しかったかもしれないです。

――観月さん演じる露子と恋敵になる松本まりかさん演じる華子の掛け合いが見事でした。相乗効果で互いの怪演を引き出し合われていたように見えましたが、共演シーンでは松本さんと何か話し合われたりしたのでしょうか?

台本上、(松本)まりかちゃんと同じタイミングで同じ台詞を言って2人の声がハモるというシーンがあって、2人でどっちが高音パートを担当するか話し合ったりしました。“これ、何の打ち合わせ? 歌の打ち合わせ!?”とか言いながら(笑)

大谷君演じる三太と(岡田)奈々ちゃん演じる灯を間に挟んで、大体まりかちゃんと私がやり合うシーンになるので、まりかちゃん演じる華子役との対比、立ち位置や台詞のトーンを互いに調整しながら演りましたね。


《佳香(かこ)》

テレビっ子兼業ライター・ドラマと映画が心の潤い 佳香(かこ)

出版社勤務を経て、パラレルキャリアでライターに。映画・ドラマを中心に様々な媒体でエンタメ関連のコラムを執筆中。俳優さんの魅力にフォーカスするアクター評が得意。ビジネス媒体やフェムテック関連媒体でのインタビュー&執筆実績もあり。

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