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マット・デイモン、念願の監督とのタッグ&役作りをふり返る『スティルウォーター』インタビュー映像

『スポットライト 世紀のスクープ』監督最新作『スティルウォーター』より、主演のマット・デイモンがトム・マッカーシー監督との撮影や自身の役柄について語るインタビュー映像が解禁された。

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『スティルウォーター』(C)2021 Focus Features, LLC.
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『スポットライト 世紀のスクープ』監督最新作『スティルウォーター』より、主演のマット・デイモンがトム・マッカーシー監督との撮影や自身の役柄について語るインタビュー映像が解禁された。


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本作は、仏マルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出すため奔走するサスペンス・スリラー。『オデッセイ』『ジェイソン・ボーン』のマット・デイモンが、異国の地での真犯人探しに奮闘するアメリカ人の父親ビルを好演し賞賛を浴びた。娘アリソン役には、『リトル・ミス・サンシャイン』で映画ファンの心を掴んだアビゲイル・ブレスリン。本作では、留学中にガールフレンドを殺した罪で逮捕されるという難役を見事に演じた。

このたび解禁されたのは、主演を務めたマット・デイモンのインタビュー映像。「トムと組むのは夢だった」と語るマットは、「脚本を見て自分はツイてると思ったよ。胸を打つ美しい物語で、役柄は今まで演じた中でも特に素晴らしかった」とふり返る。「才能あふれる監督だし、彼が選んだキャストやスタッフも最高だった。この上ない経験ができたよ」と念願叶って実現したトム・マッカーシー監督との仕事について語った。

マッカーシー監督は、本作の構想をあたためてきた10年もの間にアメリカの社会が変化する中、主人公ビルのような社会の片隅に押しやられた人々を代弁することが大切だと感じたと語る。マットもそれに同感し、「ビルのような男は通常ならパロディー的な役割で映画に登場し、エリートたちから見下されるような存在なんだ。僕らはビルに強く共感したし、愛情を抱いてもいる」とコメント。役作りのため、監督と一緒に実際にオクラホマの石油採掘所に行き、そこで働く人達と交流したエピソードも明かしている。

また、ビルとその娘アリソンとの複雑な関係を描く上で、それまでの彼らの人生についてアリソン役のアビゲイル・ブレスリンと時間をかけて話し合いを重ねたという。「ビルは怒りや悲しみ、恥を胸に抱えていて固く心を閉ざした状態だった。自分が父親として失格だと感じていたんだ」と自身が演じるビルについて分析し、共演したアビゲイルについては「彼女の高い演技力にも助けられたよ」と笑顔で称賛を贈った。

『スティルウォーター』はTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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