※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ミア・ワシコウスカも参加、ベルイマン聖地が舞台の監督カップルの物語『ベルイマン島にて』日本公開決定

ミア・ハンセン=ラブ監督最新作『ベルイマン島にて』(原題:BERGMAN ISLAND)の日本公開が決定した。

映画 洋画ニュース
注目記事
『ベルイマン島にて』(C) 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma
『ベルイマン島にて』(C) 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma
  • 『ベルイマン島にて』(C) 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma
  • 『ベルイマン島にて』(C) 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され高評を得たミア・ハンセン=ラブ監督最新作『ベルイマン島にて』(原題:BERGMAN ISLAND)の日本公開が決定した。

アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた、映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも、互いの関係にも、停滞感を抱いていた2人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えた。やがて、島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが――。

本作は、スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシらに多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマンの熱狂的な支持者のひとり、フランスのラブ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンの島を舞台にした、ひと夏の物語。

ラブ監督自身と彼女の元パートナーの実体験を彷彿させるクリスとトニー。クリスを演じるのは、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープス。トニーは、『海の上のピアニスト』のティム・ロスが演じる。

また、劇中劇として映像化されるクリスの次回作にはミア・ワシコウスカアンデルシュ・ダニエルセン・リーが参加している。実在した巨星ベルイマンの人生、実際に多くの映画ファンが訪れ聖地となったフォーレ島、その島で展開される監督カップルのフィクション、劇中劇として紡がれるストーリー、そこに落とされるラブ監督の影――。本作は、現実と虚構が入り混じり、その境目が曖昧になっていく。

さらに公開決定と合わせて、同じ景色を見ているようでどこか心がすれ違っているかのような表情のクリスとトニーを切り取った場面写真も到着。そして、創作ノートをモチーフにしたデザインのポスタービジュアルの下段には、劇中劇の主人公エイミーの姿も。初恋の相手を前にして、揺れる内面を隠し切れない表情が印象的。また、ベルイマン監督が公私ともに過ごした赤と白のコントラストが鮮やかな家屋や、木をふんだんに使用したインテリアは、映画ファン&北欧デザインファンも必見。

『ベルイマン島にて』は4月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。

《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top