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韓国映画賞10冠『三姉妹』6月公開決定!ムン・ソリ&キム・ソニョンら共演

ムン・ソリ&キム・ソニョンら共演、韓国映画賞10冠『三姉妹』が6月公開決定。

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『三姉妹』(C)2020 Studio Up. All rights reserved.
『三姉妹』(C)2020 Studio Up. All rights reserved.
  • 『三姉妹』(C)2020 Studio Up. All rights reserved.

第42回青龍映画祭をはじめとした韓国の主要映画賞を席巻し、第25回釜山映画祭パノラマ部門にも出品された韓国映画『Three Sisters』(英題)が、邦題『三姉妹』として6月17日(金)より公開することが決定した。

日本では第16回大阪アジアン映画祭の特別注視部門に出品され、上映後にはSNS上に絶賛のコメントが並び、観客の心を掴んだ本作。

『ペパーミント・キャンディー』(99)でデビュー、『オアシス』(02/ともにイ・チャンドン監督)で第59回ヴェネチア映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)に輝き、以後もパク・チャヌクやホン・サンスといった韓国の名匠監督たちとタッグを組み世界を魅了してきた名優ムン・ソリが、その脚本に感銘を受け、主演を務めるとともに共同プロデュースを買って出た三姉妹の物語。

韓国・ソウルに暮らす三姉妹。長女ヒスクは別れた夫の借金を返しながら、しがない花屋を営んでいる。ひとり娘には疎まれ相手にされなくても“大丈夫なフリ”をして日々をやり過ごす。次女ミヨンは熱心に教会に通い聖歌隊の指揮者も務める模範的な信徒。高級マンションに暮らし“完璧に”家庭でも振舞うが、そんな日常は次第にほころびを見せ始める。三女ミオクは劇作家としてスランプに陥り自暴自棄となって昼夜問わず酒浸りの日々を送り、夫の連れ子である息子の保護者面談に“酔っていないフリ”で乗り込む始末。

性格、仕事、生活スタイル、全てが異なる人生を送る彼女たちは、父親の誕生日を祝うために久しぶりに一堂に会し、蓋をしていた幼少期の心の傷と向き合うことに。真正面から自らと対峙し、もがき、苦しみながらも新たな希望を見出していく三姉妹の姿を、ユーモアを交えながらも激しく活写した。

長女ヒスクを演じたのは、日本でも一大ブームとなったドラマ「愛の不時着」で北朝鮮の人民班長ナ・ウォルスク役を人情味あふれながらもコミカルに演じたことで話題を呼び、名バイプレイヤーとして知られるキム・ソニョン。今回も悲哀に満ちながらもどこか可笑しみを感じさせる熱演を披露する。

プロデューサーでもあるムン・ソリは、完璧な人間として気丈に振る舞いながらも徐々に仮面が剥がれていく次女ミヨン役に。

三女ミオクには、長年トップモデルとして第一線で活躍し、2015年の韓国で年間1位の興行収入を記録した『ベテラン』で映画デビューを果たしたチャン・ヨンジュが抜擢され、自暴自棄になり感情を爆発させる劇作家ミオクを体当たりで演じている。

監督は、キム・ソニョンが出演した長編デビュー作『Communication & Lies』(英題/15)で第20回釜山国際映画祭NETPAC賞に輝き、本作が長編3作目となるイ・スンウォン。イ・チャンドン監督もその手腕を激賞する。

韓国の主要映画祭である第42回青龍映画祭(最優秀主演女優賞・最優秀助演女優賞)、第57回百想芸術大賞(最優秀助演女優賞)、第41回韓国映画評論家協会賞(最優秀主演女優賞・最優秀助演女優賞)、第30回釜日映画賞(最優秀助演女優賞)の女優部門で次々に受賞を果たし、韓国映画界を席捲。イ・チャンドン監督も「非凡な映画。何を想像しても、それ以上」と絶賛のコメントを寄せている。

『三姉妹』は6月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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