間もなく公開となるファン待望の<単独>バットマン映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より特別映像が解禁された。
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この度解禁された特別映像では、バットマン演じるロバート・パティンソンやリドラー役のポール・ダノ、監督のマット・リーヴスが本編映像とともに作品について語っている。
リドラーが事件現場に残す謎について、リドラーを演じたポール・ダノは「バットマンとの出会いは、リドラーの人生を変えた瞬間だと思う。バットマンがいなければ、リドラーは生まれなかった」とコメントし、バットマンとリドラーのただならぬ関係性を示唆。
一方、バットマンを演じたロバート・パティンソンも「ブルースは認めたがらないが、リドラーと彼はとても似ている」と互いに共通点があると認めつつ、「唯一の違いは、リドラーは狂気を実行し、正義のためなら殺人も厭わないことだけだ」とコメント。それぞれ別の信念から生まれた正義を掲げて闘う者同士、その価値観の違いがどう描かれるのかが見どころとなっていると明かしている。
マット・リーヴス監督が本作で目指したのはDCコミックスの原点回帰。ゴードン役を演じたジェフリー・ライトも「リドラーのおかげで、私たちはバットマンの起源に立ち戻ることができた。DCはDetective Comics(探偵漫画)の頭文字なんだ」とリドラーの存在が原点回帰の大きな鍵となっていることを明かす。マット・リーヴス監督は「犯罪の挑戦を受け、落ちていくバットマンを描きたかった」とバットマンの物語誕生の頃に描かれた、狂気を秘めたバットマンの姿を描いていることを話している。
また映像には、リドラーの挑発を受けたバットマンが徐々に追い詰められていく様子や、バットマンのマスクを脱いだブルース・ウェインの戸惑いの表情が捉えられている。そして、リドラーからのなぞなぞが記されたカード、ブラックライトで不気味なサインを照らし出す様子など、バットマンが探偵としてヒントを見つけていくカットも随所に散りばめられ、名探偵バットマンと知能犯リドラーとの今世紀最大の謎解きゲームのはじまりを予感させる映像となっている。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)より全国にて公開。