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舞台「アルキメデスの大戦」再始動、10月上演決定

舞台「アルキメデスの大戦」が10月1日(土)よりシアタークリエにて上演されることが決定。鈴木拡樹、宮崎秋人、福本莉子、近藤頌利、岡本篤、奥田達士、小須田康人、神保悟志、岡田浩暉らが出演する。

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舞台「アルキメデスの大戦」が10月1日(土)よりシアタークリエにて上演されることが決定。鈴木拡樹、宮崎秋人、福本莉子、近藤頌利、岡本篤、奥田達士、小須田康人、神保悟志、岡田浩暉らが出演する。

1933年、軍事拡大路線を歩み始めた日本。戦意高揚を狙う海軍省は、その象徴にふさわしい世界最大級の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。そんな中、航空主兵主義派の海軍少将・山本五十六は、海軍少将・嶋田繁太郎と対立。嶋田派の造船中将・平山忠道が計画する巨大戦艦の、異常に安く見積もられた建造費の謎を解き明かすべく協力者を探している。

そこで山本が目を付けたのは、100年に1人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直。しかし、軍を嫌い数学を偏愛する変わり者の櫂は頑なに協力を拒む。そんな櫂を突き動かしたのは、巨大戦艦建造によって加速しかねない大戦への危機感と戦争を止めなければならないという使命感。櫂は意を翻し、帝国海軍という巨大な権力との戦いに飛び込んでいく。櫂を補佐する海軍少尉・田中正二郎や尾崎財閥の令嬢である尾崎鏡子の協力によって、平山案に隠された嘘を暴く数式にたどり着くまであと少し。決戦会議の日は刻一刻と迫っている――。

本作は、三田紀房が数学者の視点から第二次世界大戦を描くという、かつてない切り口で創り上げた同名漫画の舞台化。2019年には映画化もされたが、今回はこの映画が舞台原案となっている。2020年6月に開幕することなく、全公演中止となってしまった本作。今回、2年の時を経て、再び動き出す。

主人公の天才数学者・櫂直役は、舞台「最遊記歌劇伝」や「刀剣乱舞」などに出演する鈴木拡樹。「前回は稽古をすることもできませんでしたが、もう一度皆が集まって、この作品を一から作っていけることを本当にうれしく思います」と思いを明かし、「まだまだ気が抜ける状況ではないかもしれませんが、この作品が無事に上演されることがまた一つ演劇の復興の一歩だと思って突き進んでいきたいと思います」と意気込む。

巨大戦艦の建造に反対し、櫂に大和建造を阻止させようとする海軍少将・山本五十六役を神保悟志。櫂を補佐する海軍少尉・田中正二郎役を宮崎秋人。田中と共に櫂に協力する尾崎財閥令嬢の尾崎鏡子役を福本莉子。巨大戦艦の建造を推し進める海軍少将・嶋田繁太郎役を小須田康人。櫂が真っ向から戦うことになる嶋田派の造船中将・平山忠道役を岡田浩暉が務める。

今回のリベンジ上演にあたって「今から楽しみで仕方ありません」(宮崎さん)、「2年越しのリベンジが叶ってとにかく嬉しい気持ちでいっぱいです」(福本さん)、「一旦は公演することの出来なくなった本作品に改めて向き合うことが出来、役者として大変な喜びと共に皆引き締まる思いでもあります」(神保さん)、「中止からの復活。これも運命と受け止め、魂に訴えてくる様なこの物語りをしっかりとお伝えしたい」(岡田さん)と心境を語る。

近藤さんは「言葉一つ一つを大事に、丁寧に役を演じたいと思います」と話し、奥田さんも「堪うる限りの力をもってのぞみたいと思っております」とコメント。岡本さんは「素敵なキャストの皆さんとご一緒出来る事に狂喜しながらも、気を引き締めて臨める事が俳優としての幸福なのだと噛み締めております」と心境を明かし、小須田さんは「稽古初日から千秋楽までの日々が楽しみでたまりません」と期待した。

脚本と演出を手掛けるのは、読売演劇大賞をはじめ数々の演劇賞を受賞し、いま演劇界が最も注目する劇団のひとつ「劇団チョコレートケーキ」のクリエイター陣。古川健の脚本と、日澤雄介の演出で舞台が劇場で幕を開ける。

なお、チケット一般前売は7月30日(土)より販売スタートする。

舞台「アルキメデスの大戦」は10月1日(土)~17日(月)シアタークリエにて上演。※全国ツアー公演あり

《シネマカフェ編集部》

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