今田美桜主演「悪女（わる）」の9話が6月8日放送。高橋文哉演じる山瀬の“怒りの告白”に「こんな形で言いたくなかったよね」など同情の声が集まる一方、峰岸に反旗を翻す麻理鈴にも「麻理鈴vs峰岸さんは原作ではなし得なかった対決」と注目が集まっている。
三流大学を四流の成績で卒業、運よく大手企業「オウミ」に入社したものの窓際部署に配属された主人公が出世を志す…という物語が描かれてきた本作。
キャストは“悪女”の能力が目覚めてきた田中麻理鈴（まりりん）を今田美桜が演じるほか、彼女を想う小野忠に鈴木伸之。社内清掃バイトで社内情報を集め入社した山瀬修に高橋さん。峰岸と社内の女性管理職を5割にする計画を共に進める田村収に向井理。麻理鈴に“出世”を勧め、「女性の管理職五割計画」“JK5”を推進する峰岸雪に江口のりこといった顔ぶれも出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
峰岸が「女性の管理職五割計画」通称“JK5”の推進室室長に就任、計画が本格的に始動。麻理鈴は管理職を目指す20人の女性のための育成プログラムを担当することになり、マミコ（桜井ユキ）や川端（近藤春菜）にも研修に参加してもらう。一方、田村がシリコンバレーから引き抜いてきた笹沼（ソニン）が企画開発部課長に就任、敏腕ぶりを発揮するが、小野は周囲の男性社員の不満を見抜き心配する。一方、山瀬は田村が女性管理職の数を増やすため、密かに男性管理職の肩たたきを進めていることを知ってしまう。
それから半年が経ち、オウミの社内はギスギスし始めていた。笹沼は部下たちから無視されるようになり、マミコは夫と離婚する方向に。川端もエンジニアを続けたいと退職を考え始める…というのが今回のストーリー。
田村は古株を追い出すためにJK5を利用してるだけと話す山瀬に「いくら山瀬君でも適当なこと言わないで」と怒る麻理鈴。山瀬は麻理鈴が“田村のいいところだけを見て幻想を追いかけてる”と反論。「なんでそんなこと言うんですか！」と激昂する麻理鈴に、山瀬は思わず「田中さんのことが好きだからですよ！」と口にしてしまう…。
この山瀬の“怒りの告白”に「こんな形で言いたくなかったよね山瀬くん…」「こんな状況で告白したくなかっただろうな」「こんな流れで告白・・・山瀬くんー」など同情の声が殺到。
“JK5”の闇を知った麻理鈴は峰岸のもとに乗り込み「峰岸さんのすることに間違いはないってずっと信じてきました。でも、今初めて田中、峰岸さんに逆らいます」と、峰岸に対し反旗を翻す。
このラストに「麻理鈴vs峰岸さんは原作ではなし得なかった対決」「田中は最初の味方で最強の先輩の峯岸さんに勝てるのか！？」などといった反応の他、「峰岸さん、会社は人と言ってたのに、目的のために人を物のように扱い始めたのは何故だろう」「峰岸さんに余裕がないのか…変わってしまったのか…」と、峰岸の“変節”に触れたコメントも多数投稿されている。
【第10話あらすじ】
峰岸に反発した麻理鈴は「JK5」から出ていくよう命じられる。落ち込む麻理鈴だったが早速「JK5」に「分室」を作り笹沼やマミコの問題を解決しようと奔走。問題を解決するためには働く男性が抱えている課題にも向き合う必要があると気付くが「管理職研修」からは人がどんどん離れていく。それでも梨田（石橋静河）や川端の協力のもと、社員が匿名で悩みを相談しあえる「雑談ルーム」を開設する…。
「悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～」は毎週水曜22時～日本テレビ系にて放送。
