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究極の密室で交わされる本音とは?注目の気鋭監督と豪華俳優が織りなす「ああ、ラブホテル ~秘密~」

ありとあらゆる情報が“筒抜け”のこの時代に、いまなお高い秘匿性を持つ究極の密室、ラブホテル。「ああ、ラブホテル ~秘密~」には背徳感や淫靡さだけでなく、愛おしいまでの人間くささと数々のアップデートが盛り込まれている。

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連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」
連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」
  • 連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」
  • 第4話:「子猫ちゃん」
  • 第4話:「早春」
  • 第5話:「再見、生活費」
  • 第5話:「愛しき隣人」
  • 第6話:「十八番」
  • 第6話:「フロント9番」
  • 連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」

ありとあらゆる情報が“筒抜け”のこの時代に、いまなお高い秘匿性を持つ究極の密室、ラブホテル。

WOWOWにて放送&配信中のワンシチュエーション・コメディドラマ「ああ、ラブホテル ~秘密~」では、そこに集った老若男女、さまざまな事情を持つ者たちが愛憎渦巻く恋愛だけでなく、“あらゆること”を本音で繰り広げている。登場するのは林遣都板垣李光人磯村勇斗三浦透子松本まりか、三浦貴大、瀬戸康史、金子大地、堀田真由ら、実力派俳優から期待の若手まで50名以上に及ぶ豪華俳優たち。背徳感や淫靡さだけでなく、愛おしいまでの人間くささと数々のアップデートが盛り込まれている。


「ああ、ラブホテル ~秘密~」

豪華俳優陣が集結、1話15分のオムニバスドラマ


連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル~秘密~」は2014年に放送され、好評を呼んだ前シーズンから引き続き、「ndjc(若手映画作家育成プロジェクト)」出身で『パパはわるものチャンピオン』などの藤村享平、『勝手にふるえてろ』やドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」などで知られる大九明子がクリエイターとして参加。

さらに二ノ宮隆太郎内山拓也松本優作近藤啓介阪元裕吾淺雄望といった、いまの日本映画界、ドラマ界において見逃せない映画作家たちが加わり、それぞれ1話につき2つのエピソードを脚本から執筆して監督。1エピソード10分ほどの、何話からでも見始めることができるオムニバスドラマを創りあげた。

各エピソードには

【第1話】坂東龍汰、石川瑠華、岡山天音、小野花梨

【第2話】松本まりか、三浦貴大、皆川猿時、桜田ひより

【第3話】堀田真由、井之脇海、鈴木杏、石井杏奈

【第4話】磯村勇斗、三浦透子、荒川良々、木竜麻生

【第5話】瀬戸康史、瀧内公美、酒向芳、光石研

【第6話】金子大地、片山友希、櫻井健人、大鷹明良

【第7話】伊能昌幸、中村ゆりか、小野莉奈、前田旺志郎

【第8話】加藤諒、岡田結実、森崎ウィン、佐藤玲、髙石あかり

【最終話】林遣都、板垣李光人、坂井真紀、岡田義徳ら、“いま見たい”豪華俳優たちが大集結。もはや時代錯誤にも見える空間で、鋭い現代感覚を交えた恋愛悲喜劇が繰り広げられていく。

第4話:「子猫ちゃん」

例えば、大九監督のもとで助監督を務め、初長編映画『ミューズは溺れない』がインディーズ映画の登竜門「TAMA NEW WAVE」と「田辺・弁慶映画祭」にてグランプリを獲得した淺雄望監督は、【第3話】で愛と金に注目。「2人合わせて5万円」のエピソードでは、二股をかけていた男(林田洋平)と一緒にラブホテルに入ったアンナ(石井杏奈)と、その男の婚約者・よう子(鈴木杏)の間にいつしか連帯以上のものが生まれている。

また、『佐々木、イン、マイマイン』の内山拓也監督による【第5話】瀬戸康史瀧内公美が夫婦役、三村朱里が2人に助けを求める女性を演じた「再見、生活費」、そして名バイプレーヤーの酒向芳光石研を迎えた「愛しき隣人」も、これまでのシリーズではスポットの当たることがなかった人々の物語が描かれた。

第5話:「愛しき隣人」

「ああ、ラブホテル ~秘密~」

究極の密室だから面白さ倍増
『ベイビーわるきゅーれ』阪元裕吾監督の【第7話】


社会生活になかなか馴染めない殺し屋女子2人を、恋愛要素やセクシー要素一切ナシで描き、異例の超ロングランヒットとなった『ベイビーわるきゅーれ』、そして現在も公開中の続編『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』の阪元裕吾監督が、ラブホテルの一室でも自身の世界を確立。

第7話:「HAPPENING KILLER」

「HAPPENING KILLER」はベッドの上で重なる2つの身体から始まるが、1人は殺し屋“k”(伊能昌幸)で、標的の富澤(坂口涼太郎)を仕留めたところ。素早く立ち去りたいのに、清掃員が廊下にいるため部屋から出るに出られずいると、富澤が手配したと思しきセックスワーカーの千佳(中村ゆりか)が現れる。

阪元作品ファンならば、伊能昌幸演じる淡泊でやや理屈っぽい殺し屋kは、フェイクドキュメンタリー『最強殺し屋伝説国岡 完全版』やそのスピンオフ『グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡[合宿編]』などの伝説的殺し屋・国岡その人か!? とワクワクすることだろう。

第7話:「HAPPENING KILLER」

相変わらずキレキレの伊能さんはもちろんのこと、「波よ聞いてくれ」や「部長と社畜の恋はもどかしい」が記憶に新しく、新人スパイを演じた単発ドラマ「エージェントファミリー~我が家の特殊任務~」以来のアクションに挑んだ中村ゆりかも、密室という制限下で大暴れ。“これって「ああ、ラブホテル」だよね!?”と思わず確かめたくなるほどの新鮮さが楽しめる。

第7話:「思ってたのと違う」

また、もう1つのエピソード「思ってたのと違う」には、城定秀夫監督『アルプススタンドのはしの方』主演ほか、「部長と社畜の恋はもどかしい」や大河ドラマ「青天を衝け」などの小野莉奈と、是枝裕和監督『奇跡』『海街Diary』から最近は『わたしの幸せな結婚』「女神の教室~リーガル青春白書~」「Dr.チョコレート」など引く手あまたの前田旺志郎という期待の次世代俳優が登場。

大学生の美玖と利久はサークルの飲み会を途中で抜け出し、ノリでラブホテルまで来たはいいものの、コンビニでの買いだしから好きな動画まで、2人の間に共感のできない些細な食い違いが勃発。話せば話すほど、お互い面倒くさいほどに“思ってたのと違う”事態に…。10数分の中に詰まったオフビートだけど辛辣な2人の論戦の行方に、注目してほしい。


過去と未来の「ああ、ラブホテル」…
大九明子監督の【最終話】


最終話:「ダイバーシティ・ラブホテル」

前シリーズから「ああ、ラブホテル」を創りあげてきた大九監督が締める最終話。まず「ダイバーシティ・ラブホテル」では、『私をくいとめて』以降、すっかり大九組常連となった林遣都と、「silent」や大河ドラマ「青天を衝け」「どうする家康」などで話題を呼ぶ板垣李光人が同性カップルとしてチェックイン。

2人が演じるのは、人権派弁護士ショウタとパラリーガルのトオル。「ゲイだから、ストレートより不便を強いられる」不公平さを常々目の当たりにしている。やがて、法が定めた“ラブホテルの定義”に愕然とした2人は法曹家としてのプライドに奮い立ち、「拒否権とはなにか?」からこの国が間違い続けてきた性教育、人権教育にまで話が及ぶ。

最終話:「ダイバーシティ・ラブホテル」

とはいえ議論は白熱しながらも、そこはラブホテル。翌朝の距離感が、愛おしいほどにラブラブな2人の日常を物語る。

一方、坂井真紀と岡田義徳が長年の不倫カップル、モモコとケンシロウを演じる「あああ、ラブホテル」は、男と女の秘密の日々が描かれる。ケンシロウと重ねてきた逢瀬、別の男との思い出、そして現在のモモコが知った悲喜こもごも。

最終話:「あああ、ラブホテル」

ケンシロウが何度も繰り返す「俺にとってモモコは永遠に女の子」という言葉は、実は残酷なまでの事実を突きつけている。実力派俳優2人の説得力も相まって、あまり思い出したくない思い出も含めて、「ああ、人に歴史あり」を垣間見ることができる最終話だ。


現在、【第1話】坂東龍汰と石川瑠華による「狐と狸」、岡山天音と小野花梨による「運命の2人」がWOWOW公式YouTubeで無料配信中。密室での“秘密”を覗いてみてほしい。 

連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」は毎週金曜日23時30分~ほかWOWOWプライムにて放送中・WOWOWオンデマンドにて配信中(全9話/18エピソード)。


「ああ、ラブホテル ~秘密~」<提供:WOWOW>
《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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