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中国新鋭女性監督のデビュー作『兎たちの暴走』8月25日公開へ 

2020年・第33回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され話題を呼んだ中国新進気鋭女性監督シェン・ユーの監督デビュー作『兎たちの暴走』(原題:兎子暴力The Old Town Girls)が、8月25日(金)より劇場公開決定。キービジュアルが解禁された。

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2020年・第33回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され話題を呼んだ中国新進気鋭女性監督シェン・ユーの監督デビュー作『兎たちの暴走』(原題:兎子暴力The Old Town Girls)が、8月25日(金)より劇場公開決定。キービジュアルが解禁された。

17歳の高校生シュイ・チンは、重工業が盛んな四川省攀枝花(はんしか)市で父親と継母と弟の4人暮らし。お金持ちだけど両親が不仲で悩みを抱えるグループのリーダー、ジン・シー。地元の広告モデルをするほどの美人だが父親の暴力に怯えるマー・ユエユエ。そんな3人は喧嘩しながらも毎日楽しく高校生活を送っていた。

そんなある日、生まれて間もないシュイ・チンと古い街を捨て、成都へ行ってしまった彼女の実の母チュー・ティンが戻ってくる。憧れていた母との再会でシュイ・チンの生活は一変する――。

監督・脚本ともに務めるシェン・ユーが、母と娘が娘の同級生を誘拐した2011年の実際の事件から着想を得て映画製作に取り組んだ本作。

シェン・ユー監督は、1977年の上海生まれ。北京電影学院を卒業後、映画芸術家および脚本家としても活躍。2020年、本作『兎たちの暴走』が第33回東京国際映画祭「東京プレミア2020」にノミネート。2016年、本作の脚本が第1回CFDG(中国人若手映画監督サポートプログラム)に入選し、監督協会の助成企画に選ばれた。

脚本には、ロウ・イエ監督の『シャドウ・プレイ』で共同脚本を務めたチウ・ユジエ、そして同じく『天安門、恋人たち』のプロデューサーを務めたローレル・フィルムの代表ファン・リーも名を連ねている。

同時解禁するポスタービジュアルは、古い街を捨て成都から戻ってきた実の母チュー・ティンの乗る車や、作品の舞台でもある四川省攀枝花市の特産物・マンゴーの色でもある鮮やかな黄色がメインカラーに。「暴走」という言葉とのアンバランスさを際立てている。

『兎たちの暴走』は8月25日(金)より池袋シネマロサ、アップリンク吉祥寺にて、8月26日(土)より新宿K‘s cinemaほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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