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ヒューマン・コメディから心揺さぶられるミュージカルまで、“愛すべき自分”映画4選

『シアター・キャンプ』をはじめ、不器用で完璧ではない自分らしさが愛おしくなる、笑いと熱い涙が待つ珠玉の作品を4作品ピックアップした。

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『シアター・キャンプ』©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
『シアター・キャンプ』©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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  • 『リトル・ミス・サンシャイン』(C)APOLLO
  • 『リトル・ミス・サンシャイン』(C)APOLLO
  • 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(C) 2019 Annapurna Pictures, LLC. All rights reserved.

『リトル・ミス・サンシャイン』や『ジョジョ・ラビット』をはじめ、数々の名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズによる、サンダンス映画祭を熱狂させた『シアター・キャンプ』

ニューヨーク州北部のシアター・スクール「アディロンド・アクト」を舞台に、素晴らしくも若干風変わりな教師たちとパワフルで破天荒な子どもたちが新作ミュージカルを完成させるために奔走するさまを描いた本作は、全米公開2週目に『Oppenheimer』(原題)や『バービー』といった大作が封切られる中、公開規模が10都市51劇場に拡大、『ジョジョ・ラビット』以来の高い館アベレージをたたき出している。

『シアター・キャンプ』

実際にシアタースクールへ通っていた経験がある本作の主演・監督のモリー・ゴードンが、“ありのままの自分でいながら、自信を持つことができる魔法の空間”=シアター・キャンプへの愛とリスペクトを胸に描き、それぞれに悩みを抱えながら奮闘するキャラクターたちのアンサンブルとユーモア溢れる作風が魅力。そんな本作と同じように、不器用で完璧ではない自分らしさが愛おしくなる珠玉の作品をピックアップした。

『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)

オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は美人コンテスト“リトル・ミス・サンシャイン”で優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝したオリーヴは、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(グレッグ・キニア)、母のシェリル(トニ・コレット)、シェリルの前夫との息子ドウェーン(ポール・ダノ)、自殺未遂をした伯父のフランク(スティーヴ・カレル)らと共におんぼろの車に乗り込み、決勝大会の会場を目指す。

批評家に高く評価された本作は、第79回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされ、脚本賞(マイケル・アーント)と助演男優賞(オリーヴの祖父役を演じたアラン・アーキン)を受賞。第19回東京国際映画祭では最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞の最多3部門を受賞するなど、多くの国際映画祭で大絶賛されている。クセ者揃いの家族が巻き起こすハチャメチャな展開に思いきり笑えて、最後には家族の絆にじんわりと心が温まる。



『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)

勉強ばかりしてきた女子高校生コンビが、パーティーデビューに挑む青春コメディ。高校卒業を目前にしたエイミー(ケイトリン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)は成績優秀な優等生であることを誇りに思っていたが、パーティー三昧で遊んでばかりだった同級生たちも、なぜか輝かしい進路を勝ち取っていたことを知ってショックを受ける。そこで彼女たちは、勉強のために犠牲にしてきた楽しい時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意するーー。

俳優オリビア・ワイルドの長編監督デビュー作で、主演は『レディ・バード』や本作でブレイクしたビーニー・フェルドスタインと、『ショート・ターム』『チケット・トゥ・パラダイス』のケイトリン・デヴァーが務めた。従来の青春映画で描かれてきたスクールカーストなどのステレオタイプな作風を覆し、人それぞれの多様な生き方を認めてくれるポジティブなメッセージに自己肯定感が上がる1本。



『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021)

トニー賞、グラミー賞、エミー賞受賞のブロードウェイミュージカルを、『ウォール・フラワー』『ワンダー キミは太陽』で知られるスティーヴン・チョボスキー監督が映画化したミュージカルドラマ。

学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいるエヴァン・ハンセン(ベン・プラット)は自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙をきっかけに、亡くなった同級生のコナーの家族から2人が親友だったと勘違いされてしまう。コナーの家族をこれ以上苦しめたくないと、エヴァンはコナーとのありもしない思い出を語るのだが、その話はコナーの家族だけでなく周りの人にも感動を与え、SNSから世界中に大きく広まっていくが…。

2021年のコロナ禍に公開された本作は、SNSの影響だけでなく社会情勢の変化や現代の若者が抱えるメンタルヘルスの問題を取り上げけ、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』で楽曲提供したベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビによる楽曲に、それぞれの感情を乗せて歌い上げるミュージカルシーンにも心を揺さぶられる。1通の手紙をきっかけに、自分自身を見つめ直していく主人公の変化に注目だ。



『シアター・キャンプ』(10月6日公開)

ニューヨーク州北部の緑豊かな湖畔に佇むシアター・スクール、アディロンド・アクト。長年ミュージカル・スターを目指す子どもたちを集めるこのスクールで、今夏のキャンプ開校を目前にして校長が昏睡状態に。毎年講師を務めている音楽指導教師のレベッカ(モリ―・ゴードン)と演技指導教師のエイモス(ベン・プラット)が今年の演目を発表し例年通りレッスンをスタートさせる一方で、演劇に無関心な息子トロイ(ジミー・タトロ)が経営に乗り出すが、内情は予想以上に火の車であることが明らかに…。

皆が愛するスクールの存続のため、キャンプ終了までに出資者の前で新作ミュージカルを披露しなければならない。残された時間は3週間。トラブル続きのスクールは果たして舞台を完成させることはできるのか!?

監督、主演を務めるのは『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で注目を浴びた新鋭モリー・ゴードン。『ディア・エヴァン・ハンセン』『ピッチ・パーフェクト』など舞台、音楽、映画と、ジャンルを超えて輝かしい才能を見せるベン・プラット、『ブックスマート』でモリーと共演し、同じく映画や舞台などで活躍するノア・ガルヴィンほか、アメリカのエンタメシーンを牽引し、映画・演劇・ミュージカルの魅力を新たな世代に広げようと野心的に活躍する若き才能が集結している。


『シアター・キャンプ』は10月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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