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ホロコーストで生き残った男がアイヒマンの亡骸を呆然と見つめる…『6月0日 アイヒマンが処刑された日』本編映像

グウィネス・パルトロウの弟のジェイク・パルトロウが監督・脚本を務めた『6月0日 アイヒマンが処刑された日』より、本編映像が解禁された。

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『6月0日 アイヒマンが処刑された日』© THE OVEN FILM PRODUCTION LIMITED PARTERNSHIP
『6月0日 アイヒマンが処刑された日』© THE OVEN FILM PRODUCTION LIMITED PARTERNSHIP
  • 『6月0日 アイヒマンが処刑された日』© THE OVEN FILM PRODUCTION LIMITED PARTERNSHIP
  • 『6月0日 アイヒマンが処刑された日』© THE OVEN FILM PRODUCTION LIMITED PARTERNSHIP

グウィネス・パルトロウの弟のジェイク・パルトロウが監督・脚本を務めた『6月0日 アイヒマンが処刑された日』より、本編映像が解禁された。

最重要ナチス戦犯のアドルフ・アイヒマン処刑までの最期の日々を描いた本作。この度解禁されたのは、一市民でありながら処刑されたアイヒマンの遺体を火葬するという大役を任された男を捉えた本編映像。

「仇を討て」と背中を押されるヤネクはホロコーストの生き残りで、焼却炉の制作にも深くかかわっていた1人。同じ工場で働く少年ダヴィッドが焼却炉の着火方法を説明するものの、自分の手によってアイヒマンを火葬するとは夢にも思っていなかったヤネクはどこか上の空。

刑務所に焼却炉を運び終え、ふと所内に目を向けると処刑後のアイヒマンの姿を目にする。復讐で怒りに震えるようなこともなく、思考が停止してしまったかのような、憎しみや悲しみといった一切の感情が読み取れない表情でユダヤ人大量虐殺を先導したアイヒマンの亡骸をただ見つめるヤネク。いよいよ着火という段階となるのだが…。

本作に登場するアイヒマンを灰にする焼却炉は、皮肉にもアウシュビッツで使われたトプフ商会の小型焼却炉の設計図をもとに制作されるが、これは監督がイスラエルでインタビューして分かった事実で、劇中にもユダヤ人たちの葛藤とともに描かれる。

これまで描かれることが無かった“アイヒマン最期の日々”を、史実を基に色んな視点から知ることができる貴重な本編映像となっている。

『6月0日 アイヒマンが処刑された日』は9月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。




《シネマカフェ編集部》

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