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波瑠&木村佳乃共演、松本清張「ガラスの城」新春放送

松本清張ドラマスペシャル「ガラスの城」の放送が決定。主演は、松本清張作品に初挑戦の波瑠。木村佳乃も出演し、朝ドラ「あさが来た」以来、約8年ぶりに共演する。

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松本清張ドラマスペシャル「ガラスの城」の放送が決定。主演は、松本清張作品に初挑戦の波瑠。木村佳乃も出演し、朝ドラ「あさが来た」以来、約8年ぶりに共演する。

都心に颯爽とそびえ立つガラス張りの高層ビル。選りすぐりのエリートが集い、まさに壮麗なガラスの城ともいうべき華やかさを放つ大手商社の実態は、出世欲、名誉欲、支配欲、愛欲、承認欲求、自己顕示欲といった“複雑に絡み合った”欲望が渦巻く迷宮だった――。

「ガラスの城」は、社員旅行中に起きた不穏な殺人事件を糸口に、一流企業にはびこる様々な欲望と犯罪の構図を鮮烈に描いた社会派ミステリー。

今回は、舞台を大手商社に移した令和版としてスペシャルドラマ化。時代を超えてもなお色褪せない重厚なテーマはそのままに、令和ならではの企業体制や捜査方法、登場人物を加えながら、胸を貫く新たな刺激と見応えに満ちた「ガラスの城」を再構築する。

国内有数の大手商社「實友商事」に勤めるエリート社員たちが、修善寺で社員旅行に興じる中、期せずして発生した殺人事件。部長が何者かに殺されるという驚愕の事件を機に、これまで徹底的に隠蔽されてきた社内の膿を露呈していくことに。

闇深き本事件の独自捜査に乗り出すのは、波瑠さん演じる主人公・的場郁子。出世とは無縁の一般職として地道に働く的場だが、彼女にはとんでもない秘密が。やがて警察からもマークされてしまう。

木村さんが演じるのは、出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子。社員旅行先で部長の社内不倫現場を目撃した直後、部長が殺される事件が発生したため、SNSの非公開ダイアリーで独自推理を展開。そして三上もまた、誰にも言えない秘密を抱えている役どころだ。事件の推理を始めたことで、想定外だった震撼の事件も誘発されてしまう。

波瑠さんは「演じるうえで面白さを感じる半面、初日の撮影が終わった直後は開口一番『難しい!』と口走っちゃいました(笑)。今回の物語は前半が三上さん、後半は的場郁子…と、目線が変わるのですが、三上さん目線で映る的場郁子は何を考えているか分からず、怪しい女性なんです。でも、後半では表現される人間性がまた変わってくるので、実は今もまだ結構手探りなんですよ。さらに、周りに親しい人もいないという、ネガティブな部分もあるキャラクターを演じるのも久しぶり。実は、こういう不思議な役柄はキャラとして変に演じようと思えばいくらでもできるんですけど、今回はあくまで地に足をつけて演じたかったんです。そのバランスの落としどころが難しいなと思いました」と話す。

木村さんは「表向きは仕事をバリバリやって生活も充実している、すごく強い女性ですが、実は“表には一切出せない自分だけの顔”もある。非常に複雑で、なんとも哀しい女性です。演じるうえではこの二面性をハッキリ表現したいなと思っております。実は今回、心の声を発するモノローグが多いんですけど、そこで彼女は周囲に対してすごく毒づくんですよ(笑)。そういった非常に人間らしい本音と建前も、魅力的に表現できたらいいなと思っております。演じ甲斐がある役で、撮影していてもすごく楽しいです!」とコメント。

お互いについては「当時は方言のあるセリフを覚えるのにいっぱいいっぱいで、あまりお話もできなくて…。だから、今回またご一緒できてうれしいです! 佳乃さんは太陽みたいな方で、現場に入られると、空気がパーッと明るくなるんです」(波瑠さん)、「まさに的場さんそのものでした!絶対に気軽には話しかけられないような、どこかミステリアスで掴みどころのない不思議な雰囲気をまとわれていて…。あれほど華のある方なのに、完全に存在を消していらっしゃって、すごいなと思いました」(木村さん)と語っている。

なお、「あさが来た」や大河ドラマ「青天を衝け」などを手掛け、2人とも親交の深い大森美香が脚本を担当。「未解決の女」「名前をなくした女神」の樹下直美がメガホンを取る。

松本清張ドラマスペシャル「ガラスの城」は2024年新春、テレビ朝日にて放送予定。


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《シネマカフェ編集部》

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