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トム・ヒドルストン、ロキへの思い語る「私の人生も変わりました」東京コミコン2日目レポ

「東京コミコン2023」2日目、マッツ・ミケルセン、トム・ヒドルストン、エヴァンジェリン・リリーがステージイベントに登壇

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「東京コミックコンベンション2023」(以下、「東京コミコン2023」)が12月8日(金)より開幕、2日目の9日(土)にはマッツ・ミケルセン、トム・ヒドルストン、エヴァンジェリン・リリーがステージイベントに登壇した。

マッツ・ミケルセン「ゾンビ映画に出たい」と再アピール

最初のステージは、”北欧の至宝”にして、今年5月に行われた大阪コミコン2023でも大人気だったマッツ・ミケルセン。朝のステージにも関わらず、会場は詰めかけた大勢のファンの異様な熱気に包まれた。

2度目の東京コミコン参加、そして今年の5月にも大阪コミコンに参加しているマッツは「日本を本当に愛してます。日本の食べ物も全部大好きです。お寿司、神戸牛、何でも大好きです」と冒頭から日本愛をコメント。

ファンからの質問で、なぜそんなにダンディで素敵なのか秘訣を聞かれると、「あまり意識はしていないのですが、年齢的にも服には気を遣っています」と答え、座り姿勢でダンディーなポーズを求められると、ロダンの“考える人” のポーズを披露して茶目な面も見せた。

同じく東京コミコン2023に参加、『ドクター・ストレンジ』で共演しているベネディクト・カンバーバッチに関しては、「昨日久しぶりに再会しましたが彼は素晴らしい俳優であり人物なので、彼と共演出来て本当に光栄だと思っています。でも昨日見たら彼はかなりワークアウトして鍛えているようだったので、今回は戦ってませんけどね(笑)」と笑顔でコメント。

俳優で兄のラース・ミケルセン(「スター・ウォーズ:アソーカ」)についての質問には「兄との共通の興味はスポーツで、ハンドボールのデンマーク女子チームが日本に負けたというのが一番最近の兄との話題でした」と普段あまり披露しない兄弟の話も。

そんなマッツは今後やりたい役を聞かれると、大阪コミコン2023でも語っていた「ゾンビ映画に出たい」と再びアピール。「今までやってないのがリアルホラーやゾンビもの、そしてカンフー。これらはあまり年を取り過ぎないうちに是非やってみたいです」と、まだまだチャレンジし続けたい意欲を見せていた。

最後に、マッツ本人の厚意として<サイン会・撮影会>チケットの追加販売が発表されると客席が大いにどよめくことに。「私はファンの皆さんに会うために来ているので当然です。私もみなさんと会ってサインや撮影が出来るのが本当に嬉しいんです。ファンの皆さんは素敵な方々ばかりで私の作品を本当に愛して下さっているのがよく伝わってきます。1人1人との撮影やサインの時間は短いですが、私はその分たくさんのファンの皆さんとの出会いを大切にしたいのです」とファン思いの素敵な言葉でトークを締めくくった。

退場時には、客席から大コールが起こったデンマーク語で“愛してます”を意味する「Jeg elsker dig」の大声援が。それに応えて、マッツは客席の端から端まで投げキッスを贈っていた。

エヴァンジェリン・リリー「ずっとエルフになりたいと思っていた」

午後には、人気ドラマ「LOST」や映画『ホビット』シリーズで知られ、マーベル・シネマティック・ユニバースでワスプを演じているエヴァンジェリン・リリーのステージ。

今回のステージでは純白のトップスに黒のパンツ姿で、満面の笑みで客席に手を振りながら登場。まず日本のファンの印象を聞かれ、「皆さんとても丁寧で、私に会って泣き出してくれるファンも居てくれて、とても嬉しいです」とファンへの感謝。

また、初めてワスプの衣装を着用した時の思い出を聞かれると、「6か月かけて私の体にぴったりマッチするように作られたので、すぐにスーパーヒーローになり切れたので助かりました」と裏話を披露、続いて“ワスプのように小さくなれたら?”との質問には「重役室に忍び込んでどんな会話が行われるのか見てみたい」と回答した。

別の代表作『ホビット』シリーズに関しては、「トールキンの原作本を私は13歳の時に読んでいて、その頃からずっとエルフになりたいと思っていて、その思いが役作りにとても役立ちました」と子どもの頃からの夢が叶ったことを明かす。

その役タウリエルになって弓を引くポーズを実演して欲しい、というリクエストには、すぐさま立ち上がり「真面目な顔でやるのが大事なのよ」と言うと真剣な顔で、背筋を伸ばし弓を引き、狙いを定めて矢を放つ、という一連の動作を華麗に披露し、満場の客席からは大歓声が起きた。

普段の役作りについて聞かれると「どう演じるかは考えず、演技をしていることを意識しないようにしています。実際の生活では人はリラックスしているように見えても悲しんでいる時もあるので、本来の自分自身を自然に出すようにしています」と自然体の演技手法を告白。今後については、「自分自身の生活で、母親としての生活や、人道的な社会活動、そしてライター業も充実させたいですね」と演技以外のビジョンを示していた。

トム・ ヒドルストン、5年ぶりの東京コミコンでロキへの思い明かす

最後のセレブステージは、2018年以来5年ぶりに東京コミコンのステージに帰ってきた“ロキ”ことトム・ ヒドルストンのステージ。

メインMCであるLiLiCoの「ミスター…」の声掛けで、客席みんなで「トム・ヒドルストン」と呼び込む連携プレーでトム・ヒドルストンが登場すると、会場を揺るがすほどのファンの大声援が巻き起こり、大喜びのトムは「ロキもありがとうと言っています」と日本語でファンに応えた。

そんなロキのツノ付きコスチュームを初めて被ったのは2009年だったそうで、「コミックで見ていた2次元の絵を見事に3次元化していて、王冠のようにも見えたし、“これからやるぞ!”という気持ちになりました」と当時の思い出を懐かしそうにふり返る。

また、ロキがここまで愛されている理由については「ロキを演じて私の人生も変わりました。これだけ長く演じられているのは皆さんの支持のお陰です。ロキは神ではありますが、複雑で遊び心があり弱さもあり、チャーミングで、多面的なところもあって、とても人間的なところが魅力なんだと思います」と自身で話す。

「私は14年間もこの役をやっていますが、ロキは旅の終わりには孤独でしたが、私にはいつも皆さんのようなファンが居て下さって全く孤独ではありませんでした」と再びファンへの感謝を伝えていた。

今回同じく来日しているカンバーバッチ氏について聞かれると、「彼とは2010年にスピルバーグ監督 の『戦火の馬』で共演し、共に何度も落馬しながら乗馬のトレーニングをした仲なので非常に初期からの友人なんです。でも最近会えてなかったので、ここで久しぶりに会えて、一緒にランチや色々な話が出来て良かった」とカンバーバッチとの思い出を話した。

その後、MARVELキャラクターのコスプレイヤー軍団が登壇、トムを囲んでギャザリングを行うとコスプレイヤーの登壇時にトム氏は1人1人とハイタッチしてお出迎えをする歓迎ぶり。マーベルコミック編集長のC.B.セブルスキーも登場し、トムと固い握手を交わした。

最後にトムは「コスプレイヤーの皆さんは本当にファンタスティックで素晴らしい」と話し、日本のファンにも愛を伝え、「私の演じたキャラクターが皆さんの心に残ることが、私にもとても意味があるので本当に嬉しいです。ありがとう」とメッセージを残してステージを後にしていた。

「東京コミコン2023」は12月10日(日)まで幕張メッセにて開催中。

《シネマカフェ編集部》

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