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『カラーパープル』主人公セリーとシュグは強い絆で結ばれた「真実の愛」

全米大ヒット上映中、スティーブン・スピルバーグ監督の名作がミュージカルとしてスクリーンに蘇る『カラーパープル』。この度、主人公セリーとブルース歌手シュグについて、演じたファンテイジア・バリーノとタラジ・P・ヘンソンが語った。

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『カラーパープル』© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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  • 『カラーパープル』メイキング © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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全米大ヒット上映中、スティーブン・スピルバーグ監督の名作がミュージカルとしてスクリーンに蘇る『カラーパープル』。この度、主人公セリーとブルース歌手シュグの関係性について、演じたファンテイジア・バリーノタラジ・P・ヘンソンが語った。

最愛の妹と別れ、望まぬ結婚など不遇な日々を送っていた主人公のセリーは、父との確執という悩みを抱えながらも自由奔放に生きる歌姫シュグとの運命の出会いによって人生を輝かせていく。

支配的な父親が決めた相手ミスター(コールマン・ドミンゴ)との結婚を強いられ、自身の自由を奪われた主人公セリーを託されたのはファンテイジア・バリーノ

ブロードウェイミュージカル版でも同役を演じた彼女は、ミュージカル映画となった本作でもエモーショナルな演技と圧巻の歌唱力で熱演。確かな演技力が高く評価され、映画初主演にしてゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

そんなセリーの家にある日、夫のミスターがご執心のブルース歌手シュグ・エイブリーがやって来る。男に媚びることなく自由奔放に生きる歌姫シュグは、夫の愛人だが、セリーにとっては憧れの人。

シュグを演じているのは『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『ドリーム』や海外ドラマ「Empire 成功の代償」で知られるタラジ・P・ヘンソンだ。

セリーは夫の命令に従いシュグの世話をすることになるが、ふたりの間にはいつしか友情が生まれ、それは愛へと変わっていく。「ここを出て自分の人生を生きるのよ」と初めてセリーを外の世界へ連れ出し、自由を感じることの喜びを教えたシュグ。

自由の身となったセリーのバースデーパーティーで、シュグは「セリーのブルース」を披露し、彼女への特別な感情を伝える。妹と離れて以来、初めてひとりの人間として自分に愛を注いでくれたシュグの歌はセリーの心に深く突き刺さり、閉ざされた心を優しく解きほぐしていく。

セリーを演じたファンテイジアは本作におけるシュグの存在を「当時は、女性たちにとって今よりもはるかに大変な時代でしたから、シュグ・エイブリーがやってきたとき、私たちは皆、“彼女は誰? 彼女が物事を進めている。彼女がボスで、誰にも指図されていない。彼女は誰の世話もしていない”って思うんです。私たちにとって、彼女は新風を吹き込んだ存在でした」と、シュグというキャラクターが先進的な存在だったと指摘。

そして心を閉ざし、未来への希望を失っていたセリーに大きな変化をもたらしたと語る。「とくにセリーが自分の足で立ち、ステップアップするために必要としていた、あと一押しが彼女だったのではないかと私は思います。セリーが自分たち女性にはものすごいパワーがあるんだということを理解するために必要としていたのは、シュグとの出会いだけでした」と、運命の出会いに導かれたセリーが不屈の精神で人生を輝かせていく原動力となったのがシュグだったとコメントしている。

また、シュグを演じたタラジ・P・ヘンソンは、「シュグとセリーの間にあるものこそ真実の愛です。シュグは、ぼろぼろになって故郷に戻ってきたときに、細やかにケアしてくれるセリーの中に真実の愛を見出します。シュグは母としてのセリーを尊敬しているんです」と続け、2人は互いに補完し合い、強い絆で結ばれていくと語る。

ファンテイジアとの共演について、タラジは「ファンテイジアはものすごく優しくて謙虚で、学ぶ意欲にあふれています。そういう、新しいことを学びたくてたまらないというハングリー精神をもって撮影現場にやってくる若いアーティストたちとの仕事は最高です」と絶賛。

「ブロードウェイでセリーとして生きてきた彼女は、私たちが今まで見たことのないような要素をセリー役に加えてくれてもいます」と、舞台で演じた役柄をさらに進化させ、新たなセリーを作り上げたことを讃えている。

セリーとシュグ、運命の出会いで結ばれた2人の愛が、その後の彼女たちの未来を大きく変え、輝かせていくことになる。

『カラーパープル』は2月9日(金)より全国にて公開。



カラーパープル (集英社文庫)
¥248
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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