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『サイレントラブ』久石譲が音楽担当 オリジナル楽曲「Silent」制作秘話が明らかに

久石譲オリジナル楽曲「Silent」制作秘話と、監督・内田英治のメイキングカットが公開された。

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内田英治『サイレントラブ』(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
内田英治『サイレントラブ』(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
  • 内田英治『サイレントラブ』(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
  • 内田英治『サイレントラブ』(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
  • 久石譲×角野隼斗『サイレントラブ』(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
  • 角野隼斗(C)RyuyaAmao (2)

「Hey! Say! JUMP」山田涼介が主演する映画『サイレントラブ』。「いつか映画監督になったら音楽を作っていただきたい」という、記者時代の口約束から25年、本作でついに奇跡のタッグが実現。久石譲オリジナル楽曲「Silent」制作秘話と、監督・内田英治のメイキングカットが公開された。

「役者さんの表情や、内面の気持ちの変化だけでストーリーが進んでゆく。優しさや怒りや悲しさが、音楽によって静かに奏でられてゆく」作品を作りたいと願った内田監督が、本作で重要な出演者となる音楽を依頼したのが久石さん。オリジナル楽曲として制作された、美しくも切なさを感じさせる旋律の「Silent」は、物語に絶大なアクセントを与えている。

内田英治監督

久石さんの起用は、自らの熱烈なオファーがきっかけであったと明かす内田監督は、雑誌記者として働いていたこともある経歴を持ち、当時、久石さんへインタビューも実施していたそうで、「僕が久石さんの音楽に出会ったのは、北野武監督の作品です。特に『あの夏、いちばん静かな海。』の音楽にすごくしびれて、それ以来ずっと聴き続けています。記者をやっていた頃に憧れからインタビューをさせていただいたのですが、その時に『いつか映画監督になったら音楽を作っていただきたい』とお話しして、25年が経ちました。今回、ダメもとで久石さんにお願いしませんかとプロデューサーサイドに持ち掛けました。結果、快く引き受けていただいて、本当に感慨深いです」と喜びを語っている。

一方、久石さんは音楽を担当するにあたり、監督と何度も打ち合わせを重ねたそうで、「キャラクターの性格から物語の背景、なぜ僕がこの作品を作ろうと思ったのかまで、いろんな話をしました。そして、このシーンのここからここまで、どういう音楽がほしいかと結構詳細に決めました。曲が上がってからも、『勢いが出て2パターン作ってみたのだけれど、どっちがいいと思う?』と聞かれるなど、非常にフラットな方でした」と内田監督。

さらに「収録は生演奏だったのですが、収録中もシーンを流しながら、出演者の感情に寄り添っていくということに重きを置いてらっしゃいました。お仕事をご一緒して、本当に素晴らしい作曲家だと改めて感銘を受けました」とふり返った。

そんな久石さんにしか作れない世界観により磨きをかけたのが、YouTubeのチャンネルで久石さんの楽曲を演奏したり、歌手・麻衣とコンサートで共演したりと、久石さん本人とも親交を深めている新進気鋭のピアニスト・角野隼斗(かてぃん)。

今回、久石さんからの直々のオファーにより、「Silent」のレコーディングに参加。当日は久石さん立ち会いのもと、レコーディングに挑んだそうで、「久石さんの作品の世界観を崩さないことに徹しようとしていたのですが、角野くんらしさを出してもらって良いよと言ってくださり、特に中盤の軽やかな部分は自由に演奏しました」と明かす。

また楽曲がその世界を彩る本作を観て、「美夏がこのテーマ曲を演奏をするシーンでは、シンプルな旋律の中に秘めた確固たる彼女の決意のようなものを感じました。自分がピアニストとして生きていくことを決めた時の心境とも重なり、胸が熱くなりました。関わることができて光栄です」とコメントしている。

『サイレントラブ』は1月26日(金)より全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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