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アン・ボヒョンの“ヒーロー能力値”は「想像以上」と監督 「財閥 x 刑事」配信開始

アン・ボヒョン主演コミカルクライムアクションドラマ「財閥 x 刑事」が、ディズニープラススターにて独占配信開始。それに先立ち、1月23日に韓国・ソウルで行われた制作発表会見の様子が到着

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「財閥 x 刑事」©  SBS
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「ユミの細胞たち」で共演したアン・ボヒョンパク・ジヒョンが再タッグを組んだコミカルクライムアクションドラマ「財閥 x 刑事」が、1月26日(金)23時30分よりディズニープラススターにて独占配信開始。それに先立ち、1月23日に韓国・ソウルで行われた制作発表会見の様子が到着した。

制作発表会ではハイライト映像の上映後、フォトセッションが行われた。ソロ撮影では、捜査ドラマらしく、それぞれが事前に準備してきたバラエティ溢れる”銃”ポーズで決める。集合写真を撮るためにキム・ジェフン監督が壇上に上がる際には、俳優たちが拍手でお出迎え。

和気あいあいとした雰囲気は撮影現場の温かな様子を物語っているよう。集合写真を撮り終わると、MCを交えてのトークがスタートした。

ひょんなことから警察署にコネ入社し、凶悪犯罪捜査一課の刑事となった財閥3世のチン・イスが、“目には目を”ならぬ、”金には金を、コネにはコネを”という新しい捜査スタイルで犯人を追い詰める痛快な捜査劇。

キム・ジェホン監督は「これまでディズニープラスで配信されてきた刑事ものの痛快さは継承しながらも、勧善懲悪の要素を踏襲しようとはしませんでした。今作は推理捜査ものであるため、毎回新鮮で多彩なエピソードを見せようと努力しました」とコメント。「これまで見たことのないキャラクターと物語を見ることができると思います」と自信をみせた。

アン・ボヒョン、漫画に出てくるようなヘアスタイルの秘訣語る

異色のヒーロー、チン・イスを演じるのは、「梨泰院クラス」で一躍人気俳優の仲間入りを果たしたアン・ボヒョン。「イスは憎たらしい行動をたくさんするのに憎みきれない、そんなキャラクター。そのため、これまでのどの刑事ものよりも、清涼さとスカッとする爽快さを感じられると思います」と、その魅力を紹介。

「マイネーム:偽りの復讐」(以下、「マイネーム」)に続き、今作でもアン・ボヒョンを“刑事役”に据えたキム・バダ脚本家からは、打ち上げの席で「イスは当たり役」と言われたそうで「キム・バダ作家は、シナリオを書いている時から、ある程度(僕に)期待をしていたようです。1、2話の編集版を観て大変満足してくださったそうで、“この役はあなたにぴったりね”と言われ、とても嬉しかったです」と笑顔を見せた。

また、今作では特に、外見的な役作りにこだわったそう。「刑事だけど御曹司という設定なので、シャープなボディラインを作るため、有酸素運動をたくさんしました」とアン・ボヒョン。漫画に出てくるような独特のヘアスタイルについては「撮影では、毎回スプレーを1本使い切っていました。おかげで、髪がタンフル(フルーツ飴)のようにパリパリに固まって、風が吹いても、全く崩れないんです」と明かす。

「前髪2本を眉毛に固定させたのも多くの方をイラつかせたようで(笑)。これは成功なのではないかと。頭皮には諦めが必要でしたが、監督やスタッフが気に入ってくれたので良かったと思います」と話し、会場を笑いに包んだ。

今作は痛快なアクションシーンも見どころの一つ。「今回の武術監督さんはこれまでも僕と4作品でご一緒させていただいている方なので、僕がうまくできること、得意とするものを加味してアクションシーンを作ってくださいました。監督も代役を立てずに演じることを望んでいたので、できるだけ自分の力でやり切りました」と話すアン・ボヒョン。

するとMCがキム・ジェホン監督に、“アン・ボヒョンのヒーローとしての能力値は?”とズバリ質問。すると、監督の隣に座っていたアン・ボヒョンは一気に緊張が高まった様子でペットボトルを手に取り、水をごくりと飲む様子。監督が「想像以上です。僕が見てきた俳優の中で最高だと思います」と話すと、安堵したように監督の手をぎゅっと握った。

パク・ジヒョン、アクションスクールに通い7キロ体重増量で刑事役に

イスと捜査パートナーとなる凶悪犯罪捜査一課チーム長のイ・ガンヒョン役には、「王は愛する」から「時速493キロの恋」「財閥家の末息子」など多彩な演技でジャンルレスに活躍するパク・ジヒョン。今作では、責任感が強く、犯人逮捕に命をかける熱血刑事役を体当たりのアクションで演じた。

「サバサバした性格が私に似ていて、演じていて楽しかったです。より自分に近いキャラクターなので、視聴者の皆さんにもキャラクターの魅力をダイレクトに伝えられたのではないかと思います」と語り、「ガンヒョンを演じるにあたり、女性刑事としては少し線が細いと言われたため、7キロほど増量しました。また初めてアクションに挑戦するので、アクションスクールにも通ったり、ケンカが強い雰囲気を出すために表情演技や振る舞い方などを研究したりして、役に臨みました」と役者魂を見せた。

ドラマをより盛り上げるのが、個性派ぞろいの凶悪犯罪捜査一課チームのメンバーたちだ。ガンヒョンの頼れる友人パク・ジュニョン役を演じたカン・サンジュンは、「僕は、イスの“参入障壁”となり、イスを牽制する役でもあるので、監督から”イスに引けを取らない体型にしてほしい”と特別オファーをいただき、10キロから12キロくらい増量しました(笑)」と明かす。

「筋トレをするときにも、ボヒョンさんに体重を聞き、“80キロくらい”と言われると、80キロのダンベルを持ち上げるようにしてみたりしました」と、アン・ボヒョンの存在が役作りに大きく影響した様子。

捜査一課の“MZ世代(ミレニアム世代&Z世代)”チェ・キョンジン役のキム・シンビは、捜査1チームのケミストリーを聞かれると、「ものすごく良かったです」とひと言。すると隣に座っていたカン・サンジュンが、「イスを含む4人でいるとき、イス以外の3人でいる時、2人ずつでいる時のケミストリーが全く違う。そこもおもしろいところです」とさりげなくフォロー。

今回登壇した俳優の中で、唯一“刑事”ではない国立科学捜査研究員の解剖医コン・ジウォン役のチョン・ガヒは、監督から”圧倒的なセクシーさ”を要求されたのだという。チョン・ガヒ流”セクシーな解剖医”とはどんな姿なのか、ぜひ本編でも注目してみてほしい。

ドラマの見どころを尋ねる質問に「撮影現場が楽しく、とても幸せでした。その雰囲気が映像からも滲み出ていると思います」(チョン・ガヒ)、「毎話バラエティあふれる楽しいストーリーが描かれているので、”毎話が見どころ”と言いたいです」(キム・ソンビ)、「チキンとビールにピッタリあう作品だと思います。一週間、一生懸命働いた後、金曜の夜に美味しいビールを飲みながら観ていただきたいです」(カン・サンジュン)とそれぞれ回答。

パク・ジヒョンも「今までに見たことのない奇想天外な捜査が次々と出て来ます。イスと私たち捜査一課が事件を解決していく姿を、『これってあり?』と思ったりしながら見ていただけると楽しいのではないかと思います」と魅力をアピール、アン・ボヒョンは「本当にスカッとする要素が詰まった作品なので、気楽に楽しんでいただきたいです!」と自信をのぞかせた。

「財閥 x 刑事」は毎週金・土曜日23時30分よりディズニープラス スターにて2話ずつ独占配信(全16話)。


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《シネマカフェ編集部》

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