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『パスト ライブス/再会』グレタ・リー、役作りを支えたのは“未来”を歌うビリー・アイリッシュ

『パスト ライブス/再会』主演のグレタ・リーが「本当にカッコいい女性で大好き」と惚れ込む主人公・ノラの役作りを支えたのはビリー・アイリッシュだったことを明かした。

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『パスト ライブス/再会』 Copyright 2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
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第96回アカデミー賞で作品賞&脚本賞にノミネートされているA24×韓国CJ ENM共同製作の映画『パスト ライブス/再会』。この度、主演のグレタ・リーが「本当にカッコいい女性で大好き」と惚れ込む主人公・ノラの役作りを支えたのはビリー・アイリッシュだったことを明かした。

本作は、ソウルで初恋に落ちた幼なじみのふたりが、24年後の36歳、N.Y.で再会する7日間を描くラブストーリー。

ノラ役を演じたグレタ・リーは、L.A.出身の韓国系移民2世。韓国人の両親を持ち、コリアンタウンとビバリーヒルズという2つのコミュニティで生まれ育った。大学で演劇を学び、卒業後N.Y.に渡ると、2006年テレビシリーズ「Law&Order」で俳優デビュー、翌年にはブロードウェイの舞台を踏む。

以降Netflixシリーズ「ロシアン・ドール」、AppleTV+のシリーズ「ザ・モーニングショー」でブレイクし注目の的に。

俳優活動以外に、「ファッションはアイデンティティの探求」と語るグレタは「ロエベ(LOEWE)」のコレクションキャンペーンにも起用されている。ファッションアイコンであり、本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされ、いま最も勢いのあるアジア系俳優だ。

グレタが演じたノラは、12歳のときに家族で北米に移住したセリーヌ・ソン監督の人生を投影したキャラクター。生まれたときからアメリカ国籍を持つグレタ本人とは、その生い立ちは異なるが、アメリカ社会で置かれた立ち位置は非常に近い。

「アジア系アメリカ人の役ばかりを演じてきました。アジア系とはどういう人たちなのか説明するような役」と、グレタはこれまでのキャリアをふり返る。しかし、本作との出会いで状況は一変したという。

ノラという役は、韓国人・アメリカ人という前に、まず女性であり、何よりも女性であるということが第一の役でした。これまでに私が演じてきた役はもっと性格が濃いキャラクターが多くて、そういう役は大抵派手な衣装を着ていたり、喋り方が特徴的だったり、独特なメイクをしていたり。ですが、ノラにはそういったエッセンスが無かったので、全てが曝け出されている感じがしました」と明かす。

「私にとって韓国語を話すことも難しかったですし、全てのシーンがそうでしたが、だからこそ本作での挑戦は俳優として最高の喜びでもありました」と語る。

ノラは移民としてカナダに渡り、そして単身N.Y.へ。“何かを成し遂げたい”という強い気持ちを抱いている。アーティスト招聘プログラムで出会った作家のアーサーと結婚し、劇作家になる夢を叶え、グリーンカードも取得した。

グレタは、「ノラには恐れが無いし、自分がどんな男性を選ぶのかで人生が決まるとも思ってない。私よりもずっと感情的な面でも知的だと思います」と話す。

「ノラは本当にかっこいい女性。だから大好き」と、演じたグレタ本人が語るノラ。実は、このキャラクターにインスピレーションを与えたのは、ビリー・アイリッシュの「My Future」という楽曲だという。

グレタは、「ビリーが、“I’m in love with my future. Can’t wait to meet her(私は自分の未来に恋してる 未来の私に会うのが待ちきれない)”と歌っている曲なんです。この歌詞はノラを演じる上でとても参考になったし、撮影中ずっと聴いていました。私も自分の生きている人生を愛することこそ、最大のロマンスだと思っています」と話す。

また、監督のセリーヌ・ソンはビリー本人とサンダンス映画祭のオープニングで話す機会があったそう。グレタが「My Future」を聴いて現場にいたことを思い出しながら、ビリーに対面した時のことを「最高にクールだった!」と語っている。

アメリカ系ユダヤ人の夫アーサーを持つノラのように、私生活では俳優・プロデューサーのラス・アームストロングと結婚し、二児の母でもあるグレタ。そんな彼女が体現した、“移民としてアメリカ社会で揉まれながら、人生の選択を繰り返していくノラ”を支えたのは、世界に力強いメッセージを送り続ける最旬のディーバ。自分の人生を見つめ、未来に期待して愛することは、本作のテーマともなっている。

『パスト ライブス/再会』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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