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時代に翻弄された男の激動の80年切り取る『ある一生』日本版予告&場面写真

世界40か国で翻訳、160万部以上発行のベストセラーを映画化した『ある一生』より日本版予告と場面写真が解禁された。

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『ある一生』©2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München
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世界40か国で翻訳、160万部以上発行のベストセラーを映画化した『ある一生』より日本版予告と場面写真が解禁された。

ローベルト・ゼーターラーの同名小説(新潮クレスト・ブックス)を映画化した本作は、ドイツ映画賞にて4部門(作品賞・音響編集賞・美術賞・メイクアップ賞)にノミネートされた話題作。激動の20世紀、80年にわたって暴力、戦争、貧困に耐えなければならなかった主人公、アンドレアス・エッガーの苦難の人生を描く。

この度解禁となった日本版予告は、冒頭、主人公の少年が農場にやってくる場面から始まる。少年は農場主から酷い仕打ちを受け足を折ってしまうが、老婆から「すぐよくなるわ」とやさしく慰められる。

そんな主人公がたくましい青年になると、農場主に反発して、農場を出て一人で生きることを選択、黙々と働く凛々しい姿が描かれる。さらに、ロープウェー作業員となって安定した収入を得ると、マリーという女性とも出会い、結婚し、子どもも授かる。

しかし、後半、戦争招集の場面から彼に様々な苦難を予期させる映像が畳み掛ける。激動の20世紀の中で生きた名もなき男が戦争、結婚、近代化といったものを体験。「マリー!」と叫ぶ主人公の姿からは、大きな悲劇を予感させる。

そして、終盤、主人公3世代の後ろ姿をカメラが追うことで、辛いことがあっても振り返らず常に前を向いて生きてきた男の生き様を感じさせる。

最後、山を目の前にして立つ主人公とともに、“「愛」と「充実感」についての寓話であり、成果重視の現代社会を映す鏡である”との監督のメッセージが映し出され、本作が過去を描きながら、現代に生きる私たちの物語であることを示す。

併せて場面写真も解禁。予告編と同じく、主人公が80年の人生の中で体験してきた苦難と孤独、そしてマリーとの幸せなひとときが切り取られている。

『ある一生』は7月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。



ある一生 (Shinchosha CREST BOOKS)
¥1,870
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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