cinemacafe×WOWOW 特集「ベネディクト・カンバーバッチ」 特集「ベネディクト・カンバーバッチ」

 一度目にしたら忘れられない印象的な面立ちと美しく響く低い
トーンの声、そして母国イギリスで培った抜群の演技力。彼のことを
知ってしまったら、もう知る前の自分には戻れない。
俳優ベネディクト・カンバーバッチには、
見る者を虜にする“クセになる存在感”がある。

今、最も旬な男が魅せた「存在感」の数々
ベネディクト・カンバーバッチとは・・・

 人気の英国俳優は? と言われて誰もが知っている名前として挙がってくるのは、ジュード・ロウ、オーランド・ブルーム、レイフ・ファインズ…あたりかもしれないが、いま一番旬な人気俳優、ニューフェイスといえば、ベネディクト・カンバーバッチ! 現代のシャーロック・ホームズに扮したテレビドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』の大ヒット、チラシのメインビジュアルになるほどの悪役を演じた映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』など、にわかにカンバーバッチ旋風が巻き起こっている! その人気は一体どこにあるのか? 先に挙げた人気俳優たちは、いわゆる美男子にカテゴライズされる容姿を持っているけれど、カンバーバッチは美男子というよりも“個性的な”魅力を持った俳優。『戦火の馬』『裏切りのサーカス』などのヒット作に出演し、その存在感を放ってきた。そして、多くの人が惚れたきっかけになったのは、やはりシャーロック役。知的で、どこか放っておけなくて、チャーミングで、しかも仕事ができて…クセはあるけどパーフェクトに近いキャラクター。それをハマリ役にしてしまったのは、他でもないカンバーバッチの演技力によるだろう。また、キャラクターを通してファンが抱く「こんな人であってほしい」という期待を裏切らないことも人気につながっているきが…。たとえば、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の来日時には浴衣姿になってみたり、リップサービスでしゃべりまくったり、やんちゃな一面を披露している。そんな彼の新しい魅力が見られるテレビドラマ『パレーズ・エンド』の字幕版が新たに放送される! 第一次世界大戦の最中を舞台に、2人の女性の間で心揺れ動く男の姿を描いた男女の三角関係。色気のあるカンバーバッチに出会えそうな予感!

ベネディクト・カンバーバッチ

 一度目にしたら忘れられない印象的な面立ちと美しく響く低いトーンの声、そして母国イギリスで培った抜群の演技力。彼のことを知ってしまったら、もう知る前の自分には戻れない。俳優ベネディクト・カンバーバッチには、見る者を虜にする“クセになる存在感”がある。

誰よりも「誠実」で、紳士過ぎる「紳士」をキュートに好演 「パレーズ・エンド」 ベネディクト・カンバーバッチ主演「パレーズ・エンド」(クリストファー・ティージェンス)

 ベネディクト演じる主人公クリストファー・ティージェンスは、20世紀初頭のイギリスを生きる英国紳士。伝統や規律を重んじる彼の“紳士度”は凄まじく、周りから「保守的過ぎる!」と指摘されるほど。また、クリストファーには不実な妻がおり、2人の間にいる息子も彼の子どもではないが、紳士然とした態度を崩さないクリストファーは離婚の道を選ぼうとはしない。


「パレーズ・エンド」

 そんな彼が心から愛せる女性との出会いや第一次世界大戦での凄惨な体験を経て、自身の信念や生き方と向き合い、徐々に変化していく姿を、ベネディクトは持ち前の存在感を存分に発揮しながら好演。不器用な頑固者ではあるが、言い換えれば誰よりも誠実で、妻に対して、愛する女性に対して、家族や友人に対して真摯に向き合おうとする姿勢がとてもチャーミングな上に、キュートですらある。ベネディクト自身もクリストファー役をいたく気に入っているようで、先頃行われた『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の来日記者会見でも「素晴らしい役」と発言しているほか、エミー賞の主演男優賞にもノミネートされている。

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デキる感に痺れる「冷徹」なスパイ 裏切りのサーカス 裏切りのサーカス(ピーター・ギラム)

 『レオン』のゲイリー・オールドマン、『英国王のスピーチ』のコリン・ファース、『インセプション』のトム・ハーディ、『ハリー・ポッター』シリーズのジョン・ハートなど名だたる英国俳優たちが競演した『裏切りのサーカス』は、熾烈な情報戦を生き抜くスパイたちを描いた本格派スパイ映画。名優の一員として参加するカンバーバッチが演じるのは、ゲイリー演じるスマイリーと共に英国諜報部(サーカス)に潜むソ連の二重スパイ(もぐら)を探し出す任務を与えられるピーター・ギラム。スカルプハンター(実働部隊)のリーダーで、スマイリーから絶大な信頼を得ている「冷徹」で有能な部下。作戦のためなら危険も省みずに行動するそのデキる感がたまらなく格好いい。しかもスラリとした長身で着こなすスーツ姿がまた素敵! 大御所ゲイリーに引けをとらない演技力と存在感でスパイを演じきり、どんなことにも動じない冷静沈着な目で魅了する!

戦火を生き抜く「有能」な指揮官 戦火の馬 戦火の馬(ジェイミー・スチュワート少佐)

 一頭の馬の目を通して戦争の悲惨さと愚かさ、また人間と馬の関わりをスティーブン・スピルバーグ監督が描く感動作。第一次世界大戦前夜のイギリスの農村で少年・アルバートは一頭の美しい馬・ジョーイと出会うが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として最前線に送られてしまう。アルバートのもとを離れたあとは英国陸軍大尉・ニコルズ、ドイツ人の兄弟、祖父とフランス田園に住むエミリー、ドイツ人砲兵…など、戦争という極限状態のなかであっても不思議と良心ある人々と出会い、ジョーイは奇跡的に生き延びていく。そんな人間と馬との絆を描いたこの作品でカンバーバッチが演じたのは、騎兵部隊指揮官ジェイミー・スチュワート少佐。ジョーイと心通わせる名馬・トップソーンの馬を乗りこなす「有能」な指揮官であり、ちょび髭に軍服姿が何とも凛々しく映し出されている。キャラクターによって雰囲気の変わる役者であることを証明した役でもあった。

ドラゴンさえも再現してしまう「忠実」な演技力 ホビット 思いがけない冒険 ホビット 思いがけない冒険(スマウグ)

 アカデミー賞「最優秀作品賞」を含む11部門すべて獲得という偉業を成し遂げた『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を含め、数々の伝説を打ち立てた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。そこからさらに60年遡った中つ国を舞台としたファンタジー映画が『ホビット 思いがけない冒険』だ。主人公でありこの映画の旅人となるのは、ホビット族のビルボ・バギンズ。ドラゴンに支配されたドワーフ王国を救うために、13人のドワーフたちと旅に出ることになる。カンバーバッチが演じるのは、ドワーフたちから国と黄金を奪ったスマウグ(ドラゴン)。劇中に登場するシーンはごくわずかだが、架空の生き物であるドラゴンを「忠実」に再現すべくモーション・キャプチャに挑み、声も担当している。また、3部作となっている本作の第2部『スマウグの荒らし場』が今年の12月に公開となり、2部でも引き続きスマウグを演じているカンバーバッチ。どんな役でも自分のものにしてしまうカンバーバッチが邪竜のクリーチャーをどう見せるのか楽しみ!

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