青年は自分の部屋で何度も目覚めるが、いつも夢の中にいる状態から抜け出せないでいる。もはや夢と現実の境が分からない彼は、完全に覚醒する方法を見出そうと外に出掛けた。そして青年は様々な人々に出会い、人々は彼に語りかける。人間の存在意義、生きるとはどういうことか?死とは?夢とは?我々人間は何処から来て何処へ行くのか?青年は、人々の次から次へと投げかける問いかけや発言に耳を傾ける。だが、結局彼は何の解決も得られないまま再び自分の部屋で目覚めるのだった…
リチャード・リンクレイター