新聞記者クラーク・ケントはいつものようにデイリー・プラネット社に出勤した。すると、社内はある事件の話題で持ちきりだった。パリのエッフェル塔がテロリストに占拠されたというのだ。クラークは急拠スーパーマンに変身しエッフェル塔に向かい、核爆弾を積んだエレベーターを宇宙の彼方へと放りなげた。一件落着に思われたが、その爆発の余波で宇宙空間に閉じ込められていた惑星クリプトンの反逆者ゾッド将軍らが復活してしまう。彼らは地球征服をめざし一方的な破壊活動を始める。そんなことが起きているとは知らないクラークは、超能力を捨て一人の地球人として再出発をする。同僚で思いを寄せる女性記者ロイスに自身の正体がばれてしまい、彼女への愛を選んだのだ。しかし、テレビを通じてゾッド将軍らに挑戦をたたきつけられたクラークは、ロイスとの愛を諦め再びスーパーマンに戻ることを決めるが…。
リチャード・レスター