紀元前1世紀、ローマ共和国。奴隷のスパルタカスは商人バタイアタスに買われ、剣闘士としての訓練を受けていた。ある日、ローマの重鎮クラサスが訪れ、剣闘士の真剣勝負を要請する。スパルタカスと黒人のドラバは戦い、スパルタカスは殺される寸前まで追い詰められる。ところが、ドラバはクラサスに向かって槍を投げつけたため、その場で処刑されてしまう。そして好意を抱いていた女奴隷バリニアが、クラサスに見そめられ売られていくのを目撃したスパルタカスの怒りはついについに頂点に達する。
スタンリー・キューブリック