帝政ロシア末期、社会革命党戦闘集団の指導者の一人、サヴィンコフが「ロープシン」のペンネームで発表した自伝的小説を映画化。一人のテロリストを主人公に、テロが自己目的化していることを自覚する革命家の葛藤と愛と孤独を、帝政末期の退廃漂う街を背景に描く。監督は『ゼロシティ』のカレン・シャフナザーロフ。