平凡な高校生、山本陽介(市原隼人)の前に現れた制服の美少女・雪崎絵理(関めぐみ)。彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の大男。何のために戦っているのか分からない。が、「とにかく奴を倒さないと世界に希望は無い」らしい。目的の無い青春の日々を埋めるように“チェーンソー男”との戦いに没頭していくふたり。「彼女を守ってカッコ良く死ねるなら、それでオールオッケー!」思う陽介と、絵理との距離は、日常と非日常の狭間で次第に近づいていく。しかし陽介の想いとは裏腹に、チェーンソー男との戦いは非情な最終戦に突入しようとしていた…。
北村拓司