他人と接することに臆病な青年・ユウスケ(小西遼生)は、線路沿いや打ち捨てられたプランター、遊園地の木立の陰…など、夜中に花の種をまいて歩いている。その姿を偶然見かけた映子(伴杏里)は、一緒に種をまき始める。世の中との接触を最小限にして、ひっそりと暮らしているユウスケだったが、心のどこかで誰かに自分を見てもらいたいと思っていた。そして、その思いを花に託す。やがて、その切なる思いと優しさは、みんなの心に届いていく…。待望の映画プロジェクト「キラキラMOVIES」第二弾。
川野浩司