2001年9月11日、同時多発テロ発生。それ以降アメリカ合衆国は、イラク共和国が大量破壊兵器を保持した悪の枢軸のひとつであるとしていた。CIA秘密諜報員ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)と、夫で元ニジェール大使のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)は、捜査の末、イラクに核開発計画がないことを突き止める。しかし、ブッシュ政権はヴァレリー夫妻の報告を無視し、遂にイラクへ宣戦布告。“真実”を世間に公表するためニューヨークタイムズ紙に調査報告を寄稿したが、政府の報復により、ヴァレリーがCIAの秘密諜報員である情報がばれてしまい状況は更に悪化する…。
ダグ・リーマン