プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、’ミュータントは病だ’と主張する天才科学者によってミュータントの能力を消去し普通の人間に戻すことのできる新薬’キュア’が開発される。ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか、という究極の選択にミュータント社会は大きく揺れる。一方、マグニートーは人類打倒を目指すミュータントのテロリスト組織’ブラザーフット’を結成する。ブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、開発のカギとなった少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。かくしてX-MENとブラザーフッドは人類を巻き込んで、三つ巴の大戦争状態へと突入する。
ブレット・ラトナー