3人を殺害した死刑囚(カン・ドンウォン)と、3回の自殺未遂をした女性(イ・ナヨン)。世の中を憎み、死だけを考えて生きている2人の男女が、週に1度、刑務所の面会室で会うこととなった。毎週木曜日10時から13時の面会時間。私たちは似ている…。それに気づいてから、お互いが「本当の自分」をさらけ出せる、かけがえのない存在となった。お互いに癒しながら自分を新たに見つめなおしていく2人だったが…。
ソン・ヘソン
いわゆる“いい男”であり、しかも演技力も兼ね備えている俳優は、ある時点にさしかかると美貌を封印しようとする傾向がある(と思われる)。それは外見ではなく中身(演技)を見てほしいからにほかならないが、少し昔でいうとブラッド・ピットなどがそうだった。そして現代の韓国の俳優、カン・ドンウォンもそのひとりと言える。