西暦2029年。高度な情報化ネットワーク社会の中で、より高度に凶悪化していくコンピューター犯罪やサイバーテロ。これに対抗するため、政府は隊長・草薙素子を始めとする精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊、公安9課(通称:「攻殻機動隊」)を組織した。ある日、某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。株価操作、情報操作、政治工作などで国際手配中のテロリスト”人形使い”が日本に現れるという。情報をキャッチした草薙たち攻殻機動隊は、犯罪の中に見え隠れする”人形使い”の影を追い始める――。日本のみならず全米でも大ヒットを記録した、士郎正宗の同名コミックを映画化した、SFアニメーション『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』('95)が、最新のCGやデジタルエフェクトなどオリジナル版には無い最新の技術を駆使し、全編フルリニューアル。
押井守