あてもなく日本のTOKYOにやってきたオスカーは定職を持たず、日々ドラッグに溺れながら、ディーラーをして金を稼ぎ、最愛の妹・リンダを日本に呼び寄せた。やがてリンダは、夜の街で知り合った男に誘われ、ストリップ劇場のポールダンサーとして働くようになる。ある晩、オスカーは警察の取り締まりを受け、銃で撃たれてしまうのだが、オスカーの魂は死を受け入れられずにいた――。『アレックス』('02)など挑発的な作風で人気を集めるギャスパー・ノエ監督作品。2009年度カンヌ国際映画祭で上映された問題作。
ギャスパー・ノエ