オーストラリアに住む8歳のメアリーは、シェリー酒中毒で万引き常習犯の母親・ベアラと、死んだ鳥で剥製をつくり続ける父親・ノエルと暮らす空想好きの女の子。ある日彼女は、アメリカに住む“誰かさん”に手紙を送ろうと、電話帳からひときわ変わった名前の“マックス・ホロウィッツさん”を選び出す。その“マックス”は、社会に馴染めず、大都会ニューヨークで孤独な日々を送っている中年肥満男。そんなマックスのもとに、一通の手紙が届いて――。監督アダム・エリオットの実体験に基づいた、絆を描くクレイアニメーション。
アダム・エリオット