熱血営業マンとして高度経済成長期に会社のために駆け抜けたサラリーマン・砂田知昭。40年勤めた会社を退職し、第2の人生として歩み始めた矢先に、胃がんが発覚。愛する家族のため、そして人生総括のために、彼が最後のプロジェクトとして課したのは自身の終焉に段取りをつけることだった。彼は“エンディングノート”と呼ばれる段取りを作成し、ラストに向けて動き出すが…。
砂田麻美
熱血営業マンとして高度経済成長期に会社のために駆け抜けたサラリーマン・砂田知昭。40年勤めた会社を退職し…
女優の永作博美が12月21日(水)、都内で開催された「第36回報知映画賞」表彰式に出席。『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、『八日目の蝉』での熱演が高く評価されて「生まれて初めての主演賞です」(永作さん)。特に『八日目の蝉』への思い入れは格別のようで、共演した子役・渡邉このみちゃんから花束を手渡されると、「この子がかわいい分、罪悪感も増してしまって、撮影中は押しつぶされそうだった。いま思い出しても泣けてきます」と感極まり号泣する場面もあった。
年末の国内外の映画賞レースがスタートする中、先陣を切ってこのほど「第36回報知映画賞」の全9部門が発表された。栄えある作品賞・邦画部門に選ばれたのは角田光代原作、成島出監督の『八日目の蟬』。本作の主演を務めた永作博美が主演女優賞に輝き、本作が2冠を達成した。