1985年、田舎町で母親とその娘2人が惨殺される一家殺人事件が起こる。犯人として逮捕されたのは、15歳の長男ベン(タイ・シェリダン)。ただひとり生き残った末っ子の少女リビーが兄の犯行を証言したため、ベンは終身刑を宣告される。時がたち、31歳になったリビーのもとに、有名事件の真相を追う“殺人クラブ”から招待状が届く。あのころ、家族にも心を開かなかった内気な長男ベンが、唯一心を許したのは、恋人のディオンドラ。ディオンドラは悪魔信仰にはまっており、彼女の影響で、ベンも次第に悪魔崇拝者と化してゆくのだが…。
ジル・パケ=ブランネール