1914年、内戦下の中国。団長のヨン・ハックナン(ラウ・チンワン)率いる自警団に守られ、貧しいながら平和に暮らしていた田舎の村、普城ボウセンに、各地で略奪と虐殺を続ける悪名高き北洋軍閥の勢力が迫っていた。軍閥を率いるチョウ・イン将軍の息子で、冷酷非情なチョウ・シウロン(ルイス・クー)は、村に単身乗り込むと女性や子どもも含む3人を容赦なく射殺し、自ら逮捕された。ヨン団長は、会議を開きチョウ・シウロンの死刑を決めるが、そこへ軍閥の将校チョン・イック(ウー・ジン)が現れチョウ・シウロンの釈放を要求する。拒否すれば総攻撃をかけて村民を皆殺しにするという軍閥の要求を、ヨン団長は断固拒否し、徹底抗戦を主張する。だが、村ぜn人たちは怯え、村の有力者は要求を呑んでしまう。ヨンは自警団を解散し、妻子や若い団員たちを村の外へ逃がすと、自ら全ての責任を負って軍閥の入村を待った。だが、村へ乗り込んできた軍閥はチョウ・シウロンを開放するや約束を破り、略奪と虐殺を開始する。そのとき、流れ者のマー・フン(エディ・ポン)や妻のジョウ(ユアン・チュアン)、団員のチャン・ウー(サミー・ハン)ら、正義を貫く者たちが団長を救出するために命を捨てて村に集結する…。
べニー・チャン