河原泉原作人気コミックの映画化、『笑う大天使(ミカエル)』が7月15日初日を迎え、主人公を演じる上野樹里をはじめ、伊勢谷友介、関めぐみ、平愛梨、加藤啓、小田一生監督による舞台挨拶が行われた。満席の客を前にして、先ずは上野さんが挨拶。「こんなにたくさん入っていただいて、いいスタートです。早くみなさんの感想を聞きたいです」と興奮気味にコメントした。また思い出に残っているシーンについて聞かれると、「ワイヤーアクション。3日間釣られてました」と見所のひとつでもある、アクションについて語った。役さながら、上野さんと兄弟のような雰囲気でトークを盛り上げていた伊勢谷さん。「最近妹が結婚しましたが、父親代わりに手をひいて、緊張しました」と、映画とシンクロした妹思いのエピソードを明かした。また主人公のクラスメートを演じる関さんと平さんもそれぞれ撮影の思い出を語った。「練習時間がみんなバラバラで、アクションはその場で覚えなければならず、大変でした」(関さん)。「撮影は2月で、とても寒かった。みんなとの出会いは衝撃的でした。友情が芽生え、私にとってすごくプラスになる勉強をさせてもらいました」(平さん)。メガホンをとるのは原作が大好き、という小田一生。「(原作を)知っている人が多いので悩みましたが、いい発見がいろいろありました。この作品を選んで良かったです」。最後までわきあいあいとトークが弾んだ舞台挨拶。少女コミックの世界観をそのままに、CGを駆使した独自の演出により、よりキュートでカラフルに再現された『笑う大天使(ミカエル)』。新感覚青春エンタテインメントムービーが誕生した。『笑う大天使(ミカエル)』配給:アルバトロス・フィルム劇場情報:渋谷シネアミューズ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開中。