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ミウッチャ・プラダやYMO…トップ・クリエイターが参加した『EX MACHINA』

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などで日本のみならず海外でも多くのファンを持つ士郎正宗原作、荒牧伸志監督の『APPLESEED』から3年。この2人が再びタッグを組んだ続編『EXMACHINA』が10月20日(土)に公開されることが決定し、6月19日(火)にプレミアム記者会見が行われた。

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プラダ ブティック青山店で行われた『EXMACHINA』プレミアム記者会見
プラダ ブティック青山店で行われた『EXMACHINA』プレミアム記者会見
  • プラダ ブティック青山店で行われた『EXMACHINA』プレミアム記者会見
  • ミウッチャ・プラダがデザインした衣裳 -(C)  2007士郎正宗/青心社・EXMACHINAフィルムパートナーズ
  • HASYMOという新ユニットも組んだ細野晴臣
  • MiuMiuのコレクションに参加したこともある太田莉菜
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などで日本のみならず海外でも多くのファンを持つ士郎正宗原作、荒牧伸志監督の『APPLESEED』から3年。この2人が再びタッグを組んだ続編『EXMACHINA』が10月20日(土)に公開されることが決定し、6月19日(火)にプレミアム記者会見が行われた。

『APPLESEED』のクオリティの高さを証明するかのように各界のトップクリエイターたちが参加している『EX MACHINA』『M:I-2』のジョン・ウーがプロデュースを担当し、ストーリー構成やキャラクター造形、アクションシーンなどのアイディアを提供し、細野晴臣が音楽監修を担当し、坂本龍一、高橋幸宏ら元YMOのメンバーと組んだユニット“HASYMO(ハシモ)”から楽曲を提供している。中でも異彩を放っているのが、MiuMiuののデザイナーであるミウッチャ・プラダの参加だ。「『APPLESEED』を初めて観た時に、人間と技術、そして平和と暴力。その相反するもの、コントラストの表現に非常に感動した」というミウッチャが、今回2点デザインを提供している。

「常に新しい領域を押し広げていくことが私自信の原動力ですので、『EX MACHINA』で荒牧監督や、ジョン・ウーさんとコラボレーションできたことをとても嬉しく思っております。革新的であるということがPRADAの特徴です。これは歴史にもDNAにも深く刻まれています。ですからこのような、誰も考えもしなかったFASHIONとアニメーションのコラボレーションはまさにPRADAらしいと言えるのです」と、今回の記者会見にコメントを寄せた。ミウッチャの参加が決まった時にはすでにプロジェクトが始動しており、ほんの2か月ほどでデザインを仕上げたという熱のいれようだ。

新作の撮影中でミウッチャと同じく会見に出席出来なかったジョン・ウーもビデオメッセージで登場。「『EX MACHINA』に参加することができ、とてもラッキーでした。荒牧監督と製作チームからは多くのことを学びました。『APPLESEED』は映画全体が大変美しく、エキサイティングで大変気に入りました。そして、思い描いたことが何でも可能になるということに、非常に驚きました『EX MACHINA』は、夢のような映画です」と本作への強い思い入れを感じさせるメッセージだ。

音楽監修を担当した細野さんにとって「『APPLESEED』は初日のオールナイトを観に行ったくらい好きなアニメ」だそうで、ミウッチャやジョン・ウーに負けないくらいの熱い思いでこのプロジェクトに参加した。「(元YMOの)坂本さんも高橋さんも、みんないい歳になってきて、そうしたらまた一緒にやり出すようになって、ライヴまでやりました。そういう時期にたまたまこの映画の監修の仕事をいただいたという偶然が重なったんです。そこで、じゃぁ、ちょうどいいじゃないかということで(坂本さんと高橋さんにも)やってもらったんです。数曲、映画でも使っています。本人たちは純粋に音楽を作るという気持ちで3曲くらい作ったんです。僕はこの作品に参加できるというだけでも楽しい気持ちで仕事ができました。ただ、やればやるほど大変な仕事でしたけど(笑)。それだけに出来上がりが本当に待ち遠しい気持ちです」と本作への参加の経緯を語ってくれた。

HASYMOのメンバーである坂本さんと高橋さんも、「不思議なサウンドになっている気がするんです。グルーヴとかも良いですし。とても不可思議な感じがしていいんじゃないでしょうか。ということで、『RESCUE』という曲を“HASYMO(ハシモ)”が作りました。“HASYMO”の坂本龍一です」、「サウンドトラックの参加アーティストたちの名前を見ていただくだけでも、面白いと思って頂けると思います。私もちょっと聞いてみましたが、かなり面白い内容になっています。映画はもちろんのこと、サウンドトラックもぜひ楽しみにしていてください(高橋さん)」とコメントを寄せている。

高橋さんが言うように、本作のサウンドトラックには、今の日本音楽界を代表するそうそうたるミュージシャンたちが集まった。トップモデルの太田莉菜が挿入歌のボーカルを担当し、WAGDAG FUTURISTIC UNITYとULTRA BRAiN難波が楽曲を提供。ほかにも、TOWA TEI、CORNELIUS、m-floなど、メジャーからコアまで様々なアーティストが参加している。

世界中のクリエイターたちはきっと『APPLESEED』以上の衝撃を受けるに違いない『EX MACHINA』は10月20日(土)より全国にて公開される。

© 2007士郎正宗/青心社・EXMACHINAフィルムパートナーズ
《シネマカフェ編集部》

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