レビュー2007-11-22 12:42

恋に結婚に仕事…欲張りな現代女性の素顔と本音が垣間見られる『肩ごしの恋人』

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『肩ごしの恋人』

『肩ごしの恋人』

恋もしたい、結婚もしたい、でも仕事は辞めたくない…現代の女性は本当に欲張り。爆発的ヒットとなったアメリカのドラマ「SEX and the CITY」がいまも変わらずに人気を得ているのも、そんな女性たちの本音や理想がそこに描かれていたからにほかならない。

そして、恋愛も仕事も手を抜かない女性たちのためのドラマがまたひとつ登場した。米倉涼子×高岡早紀の共演でドラマ化もされた、唯川恵のベストセラー小説「肩ごしの恋人」を韓国の女性監督イ・オンヒが映画化したのだ。

『肩ごしの恋人』

31歳、独身という彼女が原作の良さを残しながら30代の女性を等身大に描いた本作。「不倫でも恋愛は恋愛」と、シングルライフを楽しむ“恋愛至上主義”のジョンワン、「女の幸せはお金持ちとの結婚」と、マダムライフを楽しむ“結婚至上主義”のヒス──対照的な2人のヒロインを軸に、それぞれの人生を通して女の幸せとは何かを細やかにかつ大胆にすくい取っていく。

結婚の条件、恋愛のルール、女のプライド…など、思わず「そうそう!」と、うなずきたくなる本音が炸裂、女性たちの心の素顔を垣間見せてくれるのだが、ということは男性陣にはちょっぴり刺激的!? 男にとっては理解できないシーン、ショックなシーンも多いかもしれないので、その点はご用心を。

(text:Rie Shintani

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